こんにちは。
私は一年の半分をタイに、もう半分をドイツに住んでいます。
日本を離れたのは15年ほど前で、それ以降は世界を旅して、色々な国や文化に触れてきました。
さて、今回のタイトルを見て「何かダメなの?」「日本人だから当たり前」と思うかもしれません。
ここ最近は田舎に移住する人も増えているように、住みたい場所を選ぶ傾向が強くなっていますよね。
私は昔から、何で日本人だからと言って日本に住まないといけないの?選んじゃだめなの?って思っていました。
私は日本人なので、当然日本が好きだし、国内でも場所が変われば文化や習慣も変わるし、興味深い国だと思っています。
ただ、日本国内だけでも多種多様な文化や習慣があるので、世界を見渡すと無限に思えるほど多様ですよね。
ということで、私は定住する場所を自分で決めたかったのです。
Contents
何でそこに住んでいるの?
友達と話していて、「今、○○に住んでいるよ」なんて聞くと、私はいつも「何してるの?なんでそこに住んでいるの?」って聞きます。
大体が「生まれがここだから」や、「仕事の都合で」って言います。
これが私には信じられません。
何か、惰性で生きている感が凄くありません?
例えばですが、海外旅行から帰ってきた人は、「イタリアすごく良かった~」、や「スイスはきれいだった。もう一回行きたいな~」的な事を言うと思います。海外旅行は面白いですしね。
ただ、そんなに楽しかったなら移住してみてもいいんじゃない?って私は思います。
当然、他所の国に行って簡単にビザをゲットして定住できるわけじゃありませんが、難しくもないですよね?難しいって思いこんでいるだけの人が多い気がします。
以前コチラの記事「<タイ>ノービザで長期滞在する方法 」でも軽く触れたんですが、日本人ならノービザで行ける国が多いので、ビザランを繰り返して長期滞在はできますしね。
注)ビザランとは、近場の国に一度出国して、再入国する事です。
移住方法
方法は色々ありますが、以外に簡単に海外に移住できる方法を紹介します。
- ビザランをして、ビザを更新する
- その国で就職する
- 学校に通う
- リタイアメントビザを取る
- 投資ビザを取得する
- 外人の恋人を作る、もしくは結婚する
- 子供を現地の学校に通わせる
ざっと挙げてみましたが、色々方法はありますね。
ビザランで移住
国によって状況は変わってきますが、私がいるタイや東南アジアはこの方法で移住できますね。
タイはビザランが2回までと決まってますが、飛行機での入国だと回数制限が無いので、かなり長く滞在できます。
ヨーロッパなんかは、6か月のうち3ヵ月まで滞在できますので、例えばですが、ポーランドに3か月住んで、ウクライナに3か月住んで、またポーランドに戻って3ヵ月と交互に行き来したりも出来ます。
また、オーストリアは日本と協定があってシェンゲン協定加盟国なのに、1年のうち6か月まで滞在できますので、一年の半分を継続して住む事が出来ます。
タイにノービザで長期滞在する方法にタイで簡単に長期滞在する方法をまとめていますので、参考にどうぞ。
就職をして移住
これはちょっとだけハードルが上がりますが、海外の企業に就職すれば当然就労ビザが下りますので、その期間中滞在できます。
ただこの場合は特別な技能があったり等、語学に優れているなど、何かしら能力が必要な場合が多いです。
また、東南アジアの移住者に多い方法ですが、アジアにある日本のコールセンターに就職するです。これはそこまで特別な能力を求められないので、移住しやすいですね。
こちらは海外の案件も扱っているので、興味がある方は相談してみて下さい。
また、こちらは現在年収が600万円以上の方を対象にした転職エージェントですが、外資系・グローバルな求人が約2万件ほどあるので、該当する方はこちらもどうぞ。
グローバル・外資系・ハイクラスの転職ならSamurai Jobs
おすすめの海外に強いエージェントをこちら「激選!海外就職・転職に強いエージェント」で紹介しているので、お考えの方は是非こちらも見られてください。
語学学校に通う
現地の語学学校や、大学などに入学すれば、当然学生ビザが発給されますので、長期に海外に住めます。
以前知り合った人なんですが、オーストラリアの空手の学校に通って、学生ビザをゲットしていました。週に4-5時間くらいだったと思いますが、学校に通っているって言っていましたね。
完全に移住目的で、この学校に通っているっぽかったですが・・・。
学生ビザの場合は就労もできるパターンが多いので、金銭的にも移住しやすいですね。
海外の学校探しならSchool withリタイアメントビザを取得
国によって要項は違いますが、50歳以上が対象の場合が多いです。
就労はできないパターンが多いですが、完全に移住できるのでお勧めですね。
投資ビザを取得
これはちょっとハードル高いですが、その国の企業に一定額以上を投資をしている人だったら申請できるビザです。
私が住んでいるドイツは1 million euroと一億円以上の投資が必要ですが、私が大好きな国ウクライナは、100,000ドル以上(1000万円ちょっと)と頑張ったらいけそうな金額ですよね。
メキシコのすぐ下に位置するグアテマラは、50,000ドル以上(500万円ちょっと)と、ハードルは低いです。
こちらの投資ビザで移住する方法・永住権も取れるヨーロッパのおすすめ15ヵ国 も一緒にどうぞ
外国人と結婚する
これはそんなにハードルが高いと思いませんが、海外移住のためだけにする事はお勧めしません。
今ではインターネット上でいろんな国の人と出会えるので、出会おうと思えば簡単に出会えますね。
また、旅をしていたら必然的に日本人以外と出会うことが多いので、旅先で出会って、そのまま結婚!なんてこともあり得ますしね。
ちなみに、フランスはPACS(pacte civil de solidarité / パックス)という制度があって、婚姻とほぼ同じ権利を得る事が出来ますが、結婚ほど堅苦しくなく、パートナーシップの解消も簡単にできます。Civil solidarity pact – Wikipedia
ただ、ドイツなどの一部の国は、結婚してからも試験を受けたりしないと永住権がもらえない国もあるので要注意です。
私は、ドイツ移住を狙ったわけじゃないですが、ドイツ人と結婚して、ただいまドイツに住んでいます。
Dependent visa
昔、ニュージーランドに住んでいた時によく見たのですが、子供の教育のため、海外の学校に入学させて、親も同行するというものです。
子供がeducational visa を取っていたら、親も子供のために一緒にその国に住む為のビザの申請が出来ます。
もしくは、親である自分が海外の学校に通う場合、子供もその国で教育を受けれるようです。
最近でいえばシンガポールの教育レベルが高いのでよく話題になっていますが、色々な国で申請できます。
この場合であれば、インターナショナルスクールに通うことが多いと思いますが、ヨーロッパでは安い所だと年間の学費が30万円なんてところもあります。
詳しくは「ヨーロッパに教育移住?インターナショナルスクールの都市別学費ランキング」も一緒にどうぞ。
最後に
実際に移住できるとなっても、「旅行と移住」では感じることも見ることも違うと思いますが、「海外に住みたいな~」って思っている方は、行動してみましょう。
なんとなく今いる場所に住むよりも刺激は多いので、良くも悪くも楽しめると思います。
また、この方法は30歳以下の人に限りますが、ワーキングホリデービザを取ってまずは海外にプチ移住してみるとか。
移住の難易度はかなり下がりますよ。ビザの取得は簡単なので。
こちら「ワーキングホリデーで行ける英語圏5ヵ国のレビュー 」に詳しく書いているので、参考にどうぞ。