ゴゾ島はマルタ島に比べ面積も小さく観光地も少ないのですが、ゴゾで一番有名で、ほぼ全ての観光客が行くビーチ沿いの街マルサ―フォン(日本語名マルサルフォン)を紹介します。
小さな町ですが、コンパクトにまとまっており必要なものはすぐに手に入るので、滞在しやすいビーチリゾートですね。
マルサルフォン(Marsalforn)
マルサ―フォン(Marsalforn)/マルサルフォンはゴゾ島北部にある観光地で、私の妻はここに到着した時に「イタリアみたい」って言ったのですが、地元の人に聞いてみたらイタリア人の移住者が多いそうで、イタリアンレストランにカフェ、ジェラートなどイタリアっぽい看板をよく見ます。
マルサ―フォン中心部に小さなビーチが一つあり、その他の場所はコンクリートになっててそこから海に飛び込む感じになります。
ホテルやレストラン、バーにスーパーマーケットも多いので、滞在中に困ることは無いかと思いますが、ゴゾ島の首都ビクトリアまで10分くらいで行けるので、欲しいものがあればすぐにビクトリアまで行けます。
観光客の多くは、基本的にビーチでのんびりし、ここを拠点にゴゾ島観光をしています。
ヴァレッタからマルサルフォンへの行き方
バレッタ市内(Valletta B6)から41番か42番のバスに乗り(夏2ユーロ・冬1.5ユーロ)、フェリーに乗り換えるチェルケウア(Cirkewwa)まで行き(約90分)、フェリーに乗り換えます。(所要時間25分、一般料金往復4,65ユーロ)
<グーグルマップをクリックすると、バスルートとバス停がみれます>
車で行く場合は、フェリーはマルタからゴゾに行くときは無料で、ゴゾからマルタに帰る時のみ料金がかかり、フェリーは30分~45分間隔で出ています。(フェリーの時間はGozo Channelより)
これって実用的ですね。マルタに住んでいる人は、絶対にマルタに帰るし、ゴゾの住人はマルタに行ってもゴゾに帰ってこなくちゃいけないので、1回だけ請求すれば無駄が省けます。
ゴゾのフェリー乗り場に着いたら、ここから出ているバス(301・303・323番バス)は全部ビクトリアに行くので、まずはビクトリアに行き、到着した場所がバスターミナルになっているので、同じバス停から310番のバスに乗ってマルサ―フォンへ行きます。
<ビクトリアのバス停>
マルサルフォンのバス停は、ビクトリアからくる時はメインのバス停に停まらずに、ぐるっと街を一周した後にマルサ―フォンのバス停に停まるので注意が必要です。
マルサルフォン
今は冬なのでビーチに海藻がたくさんありますが、夏は砂浜が広がっています。ビーチはそんなに大きくなく、端から端まで歩いて1分ほどです。
周りは岩場かコンクリート造りになっていて、そこから海に入りますが、ハシゴがいくつもあるので、出入りはしやすいです。
ダイビングショップが多く、地元の人も観光客はダイビングやスノーケリングをしにやって来るって言っていました。
マルタの海は透明度が高く、下まで透き通って見えるので、すぐその辺で魚の群れを見ることが多いです。
街並みはこんな感じで、ホテルやレストランは海沿いにあります。
マルサ―フォン湾沿いを歩けば、遊歩道や子供のプレイグラウンドもあります。
小さな町なのでのんびり過ごすには良い所だし、ビクトリアまでも近い(ゴゾ島は小さいのでどこに行くにも近いです)ので時間があれば1泊、2泊できたらいいと思います。
Qbajjar Bay Beach
<Salt pansはこのように海沿いの岩を人工的にくりぬき塩を作る場所です>
マルサ―フォンからバスで3駅行ったところに、なんて読むか分からないビーチがあります。(笑)
ビーチと言っても砂浜はほとんどなく岩場ばかりですが、夏は多くの人が訪れます。
この近くにはSalt Pansという塩を作るところもあり、ゼブージ湾(Xwejni Bay Beach)のSalt Pansでは今でも塩を作っていて、現地で販売しています。
砂浜のビーチであれば、ラムラビーチが唯一のまともなビーチになります。
最後に
塩の販売は見なかったのですが、見かけたら絶対に買います!おいしそうですよね、天然の塩って。
マルサ―フォンは観光としても魅力があるし、移住でも住みやすそうなので、旅行の際にはぜひここまで足を延ばしてみて下さい。
宿泊するなら、Hotel Calypsoが一番人気のホテルで、ビーチフロントで部屋もきれいで広いので、是非どうぞ。