多くの人はマルタに滞在していると思いますが、日帰りでゴゾ島を訪れる方も結構いますね。
私は反対で、ゴゾ島に住んでいてマルタに遊びに行くのですが、今日は日帰りでゴゾ島を満喫できるように1日で観光地を回れるルートを紹介します。
まずは、簡単にマルタからゴゾへ行く方法を紹介します。
Contents
ヴァレッタからゴゾに行く方法
まずはバス停ですが、バレッタ市内(Valletta B6)から41番か42番のバスに乗り(夏2ユーロ・冬1.5ユーロ)、フェリーに乗り換えるチェルケウア(Cirkewwa)まで行き(約90分)、フェリーに乗り換えます。(所要時間25分、一般料金往復4,65ユーロ)
<グーグルマップをクリックすると、バスルートとバス停がみれます>
車で行く場合は、フェリーはマルタからゴゾに行くときは無料で、ゴゾからマルタに帰る時のみ料金がかかり、30分~45分間隔/24時間出航しています。(フェリーの時間はGozo Channelより)
観光ルート
スマホじゃ見にくいかもしれないので、ルートを書きますね。
- ビクトリア観光
- マルサ―フォンでランチ
- ジュガンティーヤで遺跡を見る
- 時間があればラムラビーチへ
- ビクトリアに戻り、タピーヌ聖堂へ
- アズールウィンドウとInland sea(ラグーン)観光
- ビクトリアに戻り、最後はシュレンディでサンセットを見る
- フェリーに乗ってマルタに帰る
これで主要観光地は回れます。
バスの時間・番号
<ここが移動の拠点となるビクトリアのバス停・Victoria Bay>
それでは、バスの番号と運行間隔を紹介します。詳しくは下記リンクから時間の確認をしてください。
- フェリー乗り場→ビクトリア・5分~20分間隔(301・303・323)
- ビクトリア→マルサルフォン・45分間隔(310)
- Sajjied→ジュガンティーヤ神殿・直通90分に1本(322)
- ジュガンティーヤ神殿→ビクトリア・1時間に1本(307)
- ビクトリア→タピーヌ聖堂・1時間に4本(308・311・312)
- タピーヌ聖堂→アズールウィンドウ・1時間に1本(311)
- アズールウィンドウ→ビクトリア・1時間に1本(311)
- ビクトリア→シュレンディ(306/1時間に1本、330/2時間に1本)
注)バスの時間は、夏と冬では変わる可能性があるのでMalta Public Bus Time Tableで確認をしてください。また、上記バス番号は直通バスのみ紹介しているので、乗り換えをする場合はもう少し本数がありますが、不便です。
各バス停の名前も紹介します。
- フェリー乗り場・Gozo Ferry Terminal
- ビクトリア・Victoria Bay
- マルサルフォン着・Marsalforn
- マルサルフォン発・Sajjied(ジュガンティーヤ神殿に行く場合のみ)
- ジュガンティーヤ神殿・Dahla
- タピーヌ聖堂・Ixtabi
- アズールウィンドウ・Dwejra
- シュレンディ・Xlendi
ビクトリアからどこに行くにしても20分以内で移動できますが、バスの本数が少ないので観光に時間を使い過ぎたら次のバスまで1時間待ちなんて頃もあるので、計画して行きましょう。
ゴゾの観光地
ゴゾにはダイビングやスノーケリングに来る人が多く、多くのボートトリップがあり、ボートの貸し切りも出来るので、ラグジュアリーに楽しめます。
基本的にはのんびりした島なので、ゴゾで2-3週間のホリデーを取る人が良く来ます。
ビーチを求める人は、ラムラビーチがおすすめです。ゴゾで唯一のまともな砂浜ビーチです。
ただ実際には、ビーチ以外の方が見どことは多いと思います。
ビクトリア
<聖ジョージ教会>
ビクトリアはゴゾ島の首都になり、すべてのバスはここを起点に発着しています。
見どころはチタデル(大要塞)と聖ジョージ教会があります。
チタデル周辺には多くの観光名所があるので、1時間から2時間ほど時間が必要かと思います。
聖ジョージ教会は無料で入れる教会なのですが、内部の装飾がすごくきれいなので見ておきたいスポットです。
また、教会前の小さな広場(St george’s Square)にはカフェやレストランがあるので、ここで休憩がてら飲食も出来ます。
詳しくは、「ゴゾ島の首都ビクトリアの観光地やお食事処を紹介」をどうぞ。
マルサルフォン
マルサルフォンはゴゾ1番の観光地で、夏は観光客で溢れかえっています。
マルサルフォンのビーチはかなり小さいのですが、ほとんどの海岸線には岩場もしくはコンクリートがあり、そこから海に入れます。
多くのレストランやカフェ、ホテルがあるので不便は一切ないリゾート地です。
Salt Pansという場所で天然の塩も作っているので、是非見学に行ってみて下さい。
詳しい内容は、「ゴゾ島で一番有名な観光地マルサ―フォン(マルサルフォン)を紹介」よりどうぞ。
タピーヌ聖堂
バス停から10分ほど歩いて行けるこの教会は、ゴゾに来た人は全員訪れるというくらい有名です。
壁に描かれた絵画は圧巻です。
営業時間が火~土・9時~16時、日曜祝日は9時~12:30、月曜はお休みなのでご注意を。
アズールウィンドウ・Inland sea
アズールウィンドウとInland seaはすぐそばにあり、観光スポットになっています。
上の写真を見てわかるように、窓の様に開いた崖が有名です。
インランドシー(Inland sea)はラグーンになっており、自然に開いた穴(アーチ)が外海と繋がっていて、夏場は多くのボートがこの穴を出入りしています。
泳ぐ人、日焼けする人など多くの人がいて、1日のんびり過ごしたくなるスポットです。
シュレンディ
シュレンディはすごく小さな町で、レストランやカフェも数えるくらいしかありませんが、夏場は歩く場所もないくらい観光客が多く、賑わっています。
ここから見るサンセットは思い出に残るほどきれいなものなので、是非夕方に来てみて下さい。
ちなみにシュレンディにもSalt Pansがありますが、今は使われていないようです。
「ゴゾ島のシュレンディを紹介」で詳しく紹介しています。
最後に
先ほども言ったようにゴゾは小さいのでどこに行くにも簡単ですが、バスの本数が少ないので、計画を立てて観光しましょう。
上記では紹介しなかったのですが、サンブラスビーチというところもあり、海はかなりキレイで、のんびりした所です。
こちらの「ゴゾ島サンブラスビーチは砂浜が無くなってた?」も一緒にどうぞ。