今月11月9日にベルリンの壁崩壊から30年が経ち、それに合わせてベルリンでは色々なエキシビジョンやアートプロジェクトが行われています。
もしこの時期にドイツに旅行に行く予定がある人は、是非エキシビジョンを見に行きましょう。
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30周年アニバーサリー
11月4日から10日までの日程で、「ベルリンの壁崩壊30周年記念フェスティバル」がベルリンで行われています。
7つの野外エキシビジョンは、ゲッセマネ教会、アレクサンダー広場、宮殿広場、ブランデンブルク門、クアフュルステンダム、イーストサイドギャラリー、シュタージ博物館で行われています。
これらのエキシビジョンには、歴史的な写真やフィルムが博物館やアーティストなどのグループが協力して紹介しています。
この30周年記念フェスティバルでは、100以上のイベントが7つの場所で7日間開催され、パンクミュージックのコンサートや、映画鑑賞、エキシビジョン、ポエムの朗読など多くのイベントが予定されています。
こちらは、アメリカ人アーティストによって作成されたもので、3万人にの平和へのメッセージ込められたものです。
30.000 Wünsche und Visionen von Menschen in unserer Stadt hat der Künstler #PatrickShearn mit seinem Team von @Poetic_Kinetics heute zum Fliegen gebracht. Und die #VisionsInMotion wachsen weiter! #Mauerfall30 #Berlin pic.twitter.com/yEjosMdKWN
— rbb Abendschau (@rbbabendschau) November 1, 2019
アレクサンダー広場では、1989年11月4日に何十万人もの人が、東ドイツの政権に対して起こしたデモの映像が見れます。
また別の場所では、秘密警察の廃止を要求した当時の状況や、ベルリンの壁によって離れ離れになった家族の話、東西が統合された後の初めての選挙の様子なども見ることも出来ます。
<1989年11月9日にベルリンの壁で祝う人々・写真はthelocal.deより>
このフェスティバルのハイライトは、ベルリン市内中で11月9日に行われる音楽フェスティバルです。
多くの国内外のアーティストが、ベルリンの壁崩壊と関連した音やサウンドや、「自由の為に行動する」というコンセプトで演奏します。
また、ブランデンブルク門では、ドイツのオーケストラがプログラムのオープナーを務めます。
今回のイベントは約12億円かかる模様で、合計で100以上のイベントが行われます。
<参照・写真引用thelocal.de>
最後に
30周年記念ということは、多くの人が壁崩壊後に生まれた世代という事になりますね。こういった世代にも、過去を忘れないようにしてもらう意味もあるイベントですね。
もしドイツ旅行を計画の方は、ぜひぜひ訪れてみて下さい。