海外旅行に行きたいけどお金が無いから行けない・・・なんて人に朗報です。
月の生活費が3万円以下で暮らせる国を紹介します。この3万円には、宿泊費、食費などを含めた金額なので、「お金が無い」なんて言っている人はもういいわけが出来ませんよ!
旅行に行きましょう!
注)アルコール代やツアー代などの交遊費は含まれません。
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ウクライナ

私のお気に入りの国ウクライナは、東欧に位置する国です。知ってました?物価が激安だって?一人当たりのGDPも当然低く、1人当たり3,095USドルになっています。
1ヵ月に換算すると、1ヶ月の収入は約250ドル(約2万7000円)となっています。
私はリヴィウに長期滞在していたのですが、トラムで10分ほど離れたところに家を借りて、2万円弱/月に払っていました。近所の人は60ドル~100ドルほどの家賃だと言っていましたけど。
市内でも探せば60ドル程の家賃で1ルームのアパートがあります。安いですよね。また、首都のキエフも安めで、1ヶ月1万円ちょっとから家を借りる事が出来ます。
ただ、旅行者としていくと、不動産屋から1ヶ月だけ家を借りることは出来ないので、AirbnbやBooking.comを使って宿を探すことになります。
以下の写真は、Booking.comで調べた2020年3月、1か月間(30日間)の宿泊費です。数年前まではもっと安かったのですが、ちょっと値段が上がっている印象があります。
1ヶ月の宿泊費
キエフで1ヶ月(30日間)の宿泊費を調べた結果

リヴィウで1ヶ月(30日間)の宿泊費を調べた結果

下の写真は、Airbnbでキエフの1ヶ月の賃貸を探した結果です。

多くの場合はホステルでしたが、これだけ安いと旅行がしやすいですね。
食費
食費に関しては「親日国家ウクライナのリヴィウの住んでみた」で詳しく紹介しているのですが、ローカルレストランで1皿何でもいいので注文すると、20~30フリブニャ(24フリブニャ=100円)くらいです。
ウクライナに関しては、お酒を飲んでも3万円以下で暮らせるかもしれません。というのも、ローカルバーに行けば小ビール約20円(5フリブニャ)、ワイン30円(6~10フリブニャ)で飲めます。
ただ、3万円以下で過ごす場合は、ホステルで自炊もした方が良いですね。
ウクライナの詳しい物価を「ウクライナの物価を徹底調査!」で紹介しているので、こちらもご一緒にどうぞ。
ジョージア

お次は、黒海の東に位置する国ジョージアです。ちょっと前に「グルジア」という呼び名から「ジョージア」に変わった国ですね。
ここは昔からバックパッカーに人気の国なんですね。
なぜって?激安だからです。もしかすると私が知っている国で、インドの次に最安値かもしれません。
ちなみにジョージアの1人当たりのGDPは4400ドルで、1ヵ月の収入は約370ドル(4万円くらい)です。
1ヶ月の宿泊費
下の写真は、Booking.comで<ジョージア、トビリシ、30日間>で検索した結果です。(為替・1ラリ=36,6円)

これ、1ヶ月のホテルの値段ですよ。30日間ですよ。居酒屋に行くのを1,2回我慢したら、向こうで1ヶ月間宿泊できますね。
ちなみにジョージアでは新築マンションでも、200万円出せば買えるので興味がある方は探してみて下さい。
食費
食事は安ければ5リラ(約200円)くらいで食べれますが、3万円以内に抑えるには自炊も必要ですね。
トビリシにあるディドベ市場は近隣農家の人が新鮮野菜を持ってきて売っているので、安いしおいしいです。
インド

こちらもバックパッカーに人気の国です。ここ最近はインドに行く機会がないのですが、以前は2人で月に1万円くらいで滞在できましたね。
インドの1人当たりのGDPは2015ドルなので、1ヵ月の収入は約180ドル(2万円弱)ですね。
1ヶ月の宿泊費
こちらはBooking.comで<インド・30日>で検索した結果です。(為替・1ルピー=1,5円)

また驚きの結果が出ましたね。上記の金額ホステルやホームステイタイプのところに30日した宿泊料金ですよ。行くしかないですね!
食費
食事もターリーなどの定食を食べていたら、ローカルレストランで50~100ルピー(約80円~160円)くらいからあります。
なので、毎食外食でも3万円以内で1ヶ月生活が出来ます。
ただ一つだけお伝えしないといけない事がありますが、99%の人はインドを初めて訪れたら嫌いになります。汚いし、インド人はウザいし、食事も違うし、絶対にお腹を壊すし・・・色々理由があるのですが、旅行初心者は大体泣いていますね。
それでもゆくゆくは好きになるんですけどね。
ネパール

インドとチベットの間にあるネパールは、ヒマラヤ山脈の登山で有名ですが、沈没される人にも有名です。(笑)
さて、ネパールの1人当たりのGDPは1004ドルです。1ヵ月の収入は約80ドル(約9000円)くらいです。
1ヶ月の宿泊費
こちらはBooking.comで<ネパール・カトマンズ・30日>で検索した結果です。(為替・1ルピー=0,96円)

何か期待したほど安くないのですが、まぁこのくらいですね。インドのホステルより若干質は良い感じなので、許容範囲ですね。
食費
ローカルレストランでの食事も100~300ルピー(100~300円)くらいで食べれるので、ほぼ毎日外食でも3万円以内で収まると思います。
スリランカ

ちょっと気が付いたのですが、インド周辺の国は安いですね。
1人当たりのGDPは4065ドルで、1ヵ月の収入は約350ドル(約3万8000円)とインドよりは多いです。
スリランカもインドみたいなところ(人も)ですが、サーフィンが有名でよく行っていました。
ホステルもシーズンオフは、かなり安かったですね。
1ヶ月の宿泊費
こちらはBooking.comで<スリランカ・30日>で検索した結果です。(為替・1ルピー=0,6円)

日本の安いホテル1泊分の料金で、30泊出来るので最高ですね。質もそんなに悪くないです。
食費
さてスリランカの食事ですが、屋台なんかで食べれば100ルピー(60円)くらいで食べれるものもありますが、2~300ルピーが相場です。
食べる量にもよりますが、毎回外食でもギリギリ3万円以内に抑え込めます。
ベトナム

ベトナムは近年注目されていて、移住する人が増えていますね。以前「ベトナム移住への道!基礎情報と人気の移住地」でも紹介したのですが、物価が安いし、日系企業も多いので仕事も見つかりやすいし、日本食も食べれるし。
1人当たりのGDPは2387ドルで、1ヵ月の収入は200ドル弱(約2万円)くらいです。
1ヶ月の宿泊費
こちらはBooking.comで<ベトナム・ホーチミン・30日間>で調べた結果です。

安いですね。ちなみに、中国と国境を接しているハギアンは山間部の街なのですが、この辺りだと月4000円くらいからホームステイがあります。
食費
ローカル向けのレストランに行けば3万ドン(約150円)くらいから食べれるので、小食の人であれば毎食外食をしても2万円以下に抑えれます。
もしくは、スーパーで買い物をして自炊すればだいぶ節約が出来ます。
旅行に行く人は、保険があれば万が一の時に役に立ちます。でも、保険にお金を使うなら少しでも多く旅行したいって思うのが、常ですよね。
なので、こちら「年会費無料の海外旅行保険がついたクレジットカード5選」で解説しているのですが、今時のクレカは年会費が掛からずに海外旅行保険が付いているので、是非2~3枚持って行きましょう!
タイ

お次は旅行者が大好きなタイです。近年は物価が上がってきていますが、チェンマイ周辺はまだまだ安いので旅慣れしている人は、月に2万円あれば生活できます。
ちなみに私はタイ南部の島に家を持っているのですが、家族3人の生活費は週1000バーツ(約3500円)くらいです。ほぼ自炊で、やることはビーチでのんびりするしかないので、お金がかかりません。
1ヶ月の宿泊費
こちらはBooking.comで<タイ・30日間>で調べた結果です。

主に、バンコク・チェンマイ・チェンライ・パイ辺りが多いですが、パタヤ南部も安くありましたね。
ちなみに、タイで家を借りると格安ですよ。目当てのアパートなどがあれば住民に聞いて、オーナーを紹介してもらって、入居という流れで出来ます。
私は以前プーケットタウンで50m2サイズの新築アパートを借りていましたが、光熱費込みで家賃が4000バーツ以下でした。
食事
タイは物価が上がっているので、食事も少しづつ高くなっています。以前は30バーツ(約100円)以下で食事も出来ましたが、ここ最近は40バーツ(約140円)以上が多いですね。
それでもまだ安いですが、量が少ないんですよね。レストランで食べると、最低2皿は注文しないとお腹がいっぱいにならないので、自炊をお勧めします。
小食の方であれば、毎回外食でも3万円以下に収まります。
タイの詳しいことは、「タイ旅行・移住」を見てみて下さい。
まとめ
お気に入りの国があれば、是非こちらからホテルを探してみて下さい!安宿は早い者勝ちです!
こうしてまとめてみると、意外に多くの国で激安に生活が出来ますね。
ただし、交遊費やお酒代などのし好品代は入って無いので+アルファの出費はあると思います。それでも安いですけどね。
もし旅行に行きたいけどお金が全然ないって人は、2~3ヶ月リゾートバイトをしたら、1年弱は海外生活が出来るので、やってみて下さい。
こちらの「バックパッカー・旅人におすすめの短期バイトサイト4選」を参考にどうぞ。