バンコクから南東に位置するサメット島はタイ人に人気の島で、金曜・土曜日は主にバンコクからの観光客がすっごく多い島です。
今回私たち一家は、タイ人観光客が少なくなるであろうソンクラーンのホリデー後に行ったのですが、金曜・土曜日はすっごく人が多く、宿泊費も週末価格で高くなったりしていました。
サメット島では1週間ほど過ごしたのですが、平日となるとほとんど人を見かけず、ビーチもガラガラで貸し切り状態でした。
全体的に価格が高く、お金持ち向き(バックパッカー向きじゃない)の島という印象です。
ビーチはすっごくきれいで、砂がさらさらなんですね。ビーチでのんびりしたい人や、バンコクの喧騒から逃れたい人、またはカップルや家族連れにおすすめです。
Contents
サメット島への行き方
<サメット島行のスローボート>
サメット島へはバンコクからタクシーをチャーターしたり、チャトチャックからミニバス(170バーツ+タクシー)で行くことができます。所要時間はチャーターなら2~3時間、ミニバスなら4時間ほどみておいた方がいいです。
スリバンペ港からスローボートが出ており、往復120バーツ・所要時間約30分でした。別の港からはスピードボートも出ています。
私たちは行きはミニバスで、帰りは港から車をチャーターして帰りましたが、料金は2300バーツで、所要時間は約2時間でした。
サメット島に到着!
港はなぜたかおしゃれな感じに作られていて、丸の輪っかがいくつも並んでいるんです。
先頭には海の神様と思うのですが、大きな石像が建っています。
行った時はまだコロナの規制があったので、コロナの検査をしたかどうかのチェックをするためアーミーがいましたが、規制撤廃後はいないと思います。
港を出ると小さなロータリーになっていて、セブンイレブンやamazon(カフェ)があり、レンタルモーターバイク屋さんがいくつかあります。
ソンテウに乗ってホテルに行くか、バイクを借りて自分で運転していくことになります。
ソンテウはホテルの場所によりますが、近場でも200バーツほどから、バイクを借りる場合は1日300バーツになります。
サメット島の地図
縦に細長い島なのでスマホで見ている人はちょっと見ずらいかもしれませんが、名前が地図に載っているビーチは11個あり、ゆっくりバイクで走っても、上から下まで30分ほどです。
道は舗装されているので運転しやすいですが、ソンテウの数が多い!!中にはブンブン飛ばしている人もいるので、ちょっとうざかったですね。
ホテルは高め
今回、Minnie Sewview Resortと、AQUA BEADS(Samed Club)と言うホテルに泊まりました。
Minnie Seaview Resort
<Minnie Seaview Resortのビーチ>
Minnie Seaview ResortはBooking.comで写真を見て、価格も安いからと2日間予約していったのですが、写真写りが良かっただけでした(笑)
ビーチはきれいで、大きなクッションやテーブルなどもあるのですが、ガラスの破片がビーチに落ちまくってて、一度も使いませんでした。海にも入りませんでした。
ビーチを5mほど歩いて見つけたガラスの破片です😭
ガラスだらけで、ホテルのまえのプライベートビーチは使ったことなし#タイ #金返せ pic.twitter.com/NYX2H9pfLc— 世界に移住して (@sekainiijuu) April 22, 2022
↑これはこのMinnieのビーチで見つけたガラスの破片なんですが、ひどいでしょ?
たちが悪いのは、これが簡単に見えるように落ちているんじゃなく、砂に半分埋まってたりするので、見えないんですね。
でも、これはホテルのせいじゃなく、本土から打ち上げられたごみなんですよね。なので、打つ手なしなんです。
ホテルの外観はそんなに悪くなく、私が泊まったときは600バーツほどだったので「エアコン付きだし、こんなもんか」と思いましたが、土日は1100バーツほどなんですね。
ちなみに部屋は3m×3mくらいで、こんな感じです。
ちなみにシャワーはお隣さんが使っていると全然で来ず、水滴が落ちるくらいの勢いです。横に誰もいなくてもチョロチョロしか出てこないので、シャワーを浴びるのが大変。そのくせ、ホットウォーターの機械が勢いよく働いているようで、熱湯が出てきました(笑)
夜とかちょっと肌寒い時って、あったかいシャワー浴びたいじゃないですか?ここは水が熱湯の2択でした(笑)
狭すぎて全貌写真が撮れなかったのですが、まあ、狭いです。600バーツならいいけど、1100バーツはやりすぎですね。土日は当然チェックアウトしました。
AQUA BEADS
Minnie Seaview Resortが高くなったので、次に泊まったのはAQUA BEADSと言うホテルです。Google mapではSamed Clubと言う名前で表示されおり、Minnie Seaview Resortと同じ側のビーチです。
本来の価格は1泊1899バーツからで朝食付きですが、私たちは交渉して1500バーツになりました。ちょっと予算オーバーだけど、のんびりできたので良かったですね。
また、ビーチにガラスは多くなかったですが、きれいなプールがあるので、ほとんどプールを使っていました。
しかも、平日はタイ人観光客も少ないので、ほぼ貸し切り状態でした。
プールの方の建物じゃなく、道路を隔てた場所にバンガローがあり、これがきれいなんですよね。
横3メートルくらい、縦10メートル弱くらいのバンガローです。
部屋は土間がある感じで、ベッドなどは1段高くなっており、砂などが寝るところに入りにくい造りになっています。
仕事用デスクっぽいのもあるので、かなり助かりました。
シャワーの勢いは強く、上からと手で持つタイプの2つのシャワーがあるのも、高級ホテルっぽかったですね(笑)
前のホテルではほとんどシャワーが浴びれなかったので、ここのシャワーはすごく気持ちよかったですね。
砂がさらさらのビーチ
<Sai Kaew Beach>
ビーチは先述した様に地図上に記載されているのが11個、書かれていないものを合わせるともっとありますが、メインは島の中心にあるビーチ(Sai Kaew Beach)か、島の真ん中あたりにあるWong Duean Beachだと思います。
島の下にあるビーチが一番良いと聞いたのですが(人が少ないから)、行った中ではSai Kaew Beachが一番きれいでした。
ただし、私たちは子供がカニを取るのが好きで、Wong Duean Beachには小さいカニがいっぱいいるので、いつもそこでしたね。
<Wong Duean Beach>
もっといろいろなビーチに行きたかったのですが、妻がぎっくり腰になってほとんど動けなくなったので、全部のビーチに行くことができませんでした。
でも基本的にどこのビーチもきれいだし、のんびりできるところですね。
食事事情
タイの観光客がメインに来るところって物価が高いのですが、サメット島も高いですね。
チキンフライドライス(カオパッガイ)は70~120バーツくらい、シェイクは街の中心のはずれに40バーツの所がありましたが、基本的に80バーツでしたね。ただし、ホテルで食べてもレストランで食べても、あまり値段は変わらなかったです。屋台っぽいお店も何件かあり、若干安い価格でした。
予算は・・・?
基本的に全てが高いのでバックパッカー向きじゃないと思いますが、一人で小食だったら、宿泊代や飲み物など込々で1日800バーツほど、バイクを借りるなら(って言うか、借りないと移動のたびに200~300バーツかかります)プラス300バーツで、計1100バーツほどかかります。
私は家族3人で、2000~2500バーツほどでした。高いですね。そりゃ、バックパッカー時代にここに来なかったのも納得です。
最後に
ぎっくり腰のせいであまり他のビーチに行けませんでしたが、ホテルのビーチサイドでのんびりしたり、プールに入ったりと、島特有ののんびりした時間が流れるので、リラックスするには最高の場所でした。
若干高いのが玉に瑕ですが、家族連れやカップルにおすすめの場所です。
ちなみに、サメット島からバンコクに戻ったのですが、帰りは車をチャーターして帰りました。港まで迎えに来てくれて、2300バーツ・約2時間でバンコクのホテルまで送ってくれました。
チャーターはホテルのレセプションに聞いたので会社名などは分かりませんが、大きな車だし、速いし、使ってよかったなって思います。