イギリス気象庁が猛吹雪警報を発令しました。
今週末にやって来るストームデニス(Dennis)を前に、明日から5日間、時速約96㎞の風に大雪が降る可能性があるとの事です。
今日13日から激しい雪がイギリス北部に降る見込みで、通勤・通学に影響が出る恐れがあります。
雪の後には雨の予想になっており、降った雪が溶けて洪水の恐れもあるとの事です。
また、土曜日にはストームデニスの到来が予想され、警戒が必要になっています。
ノーサンバーランド(Northumberland)、カンブリア(Cumbria)そしてスコットランド広域はイギリス気象庁が猛吹雪警報を出しています。
先週末にストームシアラ(Ciara)が大きな被害を出したばかりなのですが、2週続けてストームが来るとの事なので、洪水にも警戒が必要です。
今現在イギリス国内では43の河川で洪水警報が出され、スコットランドでは6つの、ウェールズでは1つの警報が出ています。
先日のストームで約730世帯が影響を受け、500の家が損壊したのですが、環境庁によるとストームデニスが到来したらもっと湿った天気になり注意が必要だということです。
主任気象予報士・スティーブ(Steve Ramsdale)は、「停電、道路の不通そして命に危険が迫るかもしれない。また、西部と南部は時速100㎞を超える突風が吹く可能性もある」と注意喚起をしています。
環境省の洪水管理責任者のキャロリーン(Caroline Douglass)は、「土曜から日曜にかけて河川の氾濫の可能性があるので、近くを歩いている時、車を運転している時は十分に注意をしてください」と喚起しています。
先週訪れたストームシアラは、1.5か月分の雨が1日で降り甚大な被害をもたらしたばかりなのですが、ストームデニスの到来に準備をし、河川には近づかないようにしましょう。
Contents
先日のストームの被害
<クレジット・Rex Features 以下写真はThe SUNより引用>
<クレジット・London News>
<クレジット・ロイター>
<クレジット・Alamy Live News>
最後に
今冬のイギリスはストームや洪水が多いので、旅行に行かれる方は注意が必要です。
特に河川や沿岸部に不必要に行かない方がよさそうです。
<参照記事・The SUN>