ドイツの上院で、Co2排出量を削減し気候変動に対応するために、列車料金を安くする法案が通過しました。
ドイツの16の州で列車料金からVAT(付加価値税)が引き下げられ、2020年1月1日より約10%ほど料金が下がるようです。
以前から話はありましたが、この法案は先日12月20日に上院を通過したばかりなのに、12日後には適用されるというのはものすごく早いですね。
ドイツ政府は「列車料金を安くすることで多くの人が列車を使いやすくなり、結果的に地球温暖化の原因になっている排出量の削減ができる」と言っています。
ドイツの列車は多くの地域で電車になっているので(電気で走っているので)、1㎞あたりのCO2排出量は他の移動手段に比べ大幅に削減されています。
ドイチュバーン(日本でいうJR)はVATが減れば、年間で500万人ほどの乗客が増えるだろうと予測しています。
ただしドイツの列車は混んでいることが多いので、2026年までに1兆4000億円(12 billion euros)を投資して改善を図るそうです。
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ドイツの列車にかかるVAT
ドイツでは50㎞以下の距離を行くチケットには7%のVAT(付加価値税)が、50㎞以上の距離は最高で19%の税金がかかっています。
これを2020年から7%にする予定なんですね。
というか、そんなに税金掛かってたんですね。19%はちょっとやりすぎ感がありますよね。
とは言っても日本でも消費税が10%かかっているので、今後は日本の方が高い税金になりますね。
最後に
旅行でドイツを移動するときは列車が多いと思うので、今後はちょっとお得になりますね。
チケットの予約はこちら、https://www.bahn.com/en/公式ページでできます。
参考記事・APnews