多くの国が、中国人の入国と中国からのフライトを停止し始めましたね。
自国にコロナウイルスが入り込まないようにするには必要な手段ですが、中国が結構怒っていて、イスラエルに対してはホロコーストとの事まで持ち出しちゃいました。
中国の批判
アメリカは、過去14日以内に中国に入国した外国人の入国禁止しました。
中国は「その決定は不親切だ」と言って非難しています。
また、中国の友好国であるフィリピンやミャンマーでも同じように、入国禁止措置などの対応を始めましたが、中国がなんて言ったか知っていますか?
「こう言った(入国措置などの)決定は、WHOの推奨事項に違反する」と言って、怒りをあらわにしています。
一番ひどいというか、何を言っているか全然意味が分からないのは、イスラエルの対応への反論です。
イスラエルは、先週から中国に渡航歴がある人の入国を禁止を発表しました。
これを受けて、中国の代理大使ダイ・ユミン(Dai Yuming)は以下の様に発言しました。
以前、何百万人ものユダヤ人は殺され、この時多くのユダヤ人は各国に助けを求めましたが、ほとんどの国から拒否されました。
いくつかの国はユダヤ人を助けましたが、そのうちの一つは中国です。
他にも、「当時、上海は約2万人のユダヤ人にヨーロッパからの亡命を提供した」などと発言しています。
実際は、この当時の上海は中国が入国を管理していなかったので、中国は全然関係ないのですが・・・。しかも当時の上海は、諸外国の圧力によって開港させられていた港の1つでしたね。
日本であれば、杉原千畝さんがユダヤ人にビザを発給して、助けたことが有名ですよね。
ちなみに中国がホロコースト関連の事を持ち出すのは、初めてではなく時々あるんですよね。
昨年も、香港の民主化デモの事を「ナチスのようだ」と言ったりしていましたね。
少なくともイスラエルにある中国の領事館は、ホロコーストの発言を謝罪しています。
最後に
中国は逆恨みと言うか、なんなのでしょうね?各国に被害を拡大したいのか分かりませんが、国を守るためには入国措置も必要でしょうね。