昨年まで過去20年間「ドイツで一番家賃が高い大都市」の称号を独占していたミュンヘンが首位を陥落し、今年はシュトゥットガルトが一位になりました。
2019年のドイツの都市の家賃統計が先日11月21日にリリースされ、シュトゥットガルトと近郊の平均的な65平方メートルアパートの平均家賃が、10,41ユーロ/m2 となりました。
また、ミュンヘンは9,74ユーロ/m2となっています。
ドイツ全土の都市の平均家賃は7,04ユーロ/m2となっており、シュトゥットガルトは全国平均より48%も高くなっています。
全国平均より低い家賃の都市は、ポツダムやドレスデン、そしてベルリン東部とドイツ北部のシュヴェリーンなどで、ベルリン全体の平均は7,32ユーロ/m2となり、全国平均より少し高いくらいです。
この統計は、ドイツのマーケットリサーチ会社F+Bがドイツの351都市、2万世帯を調査した結果になります。
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ドイツは郊外の家賃が高い
シュトゥットガルトがドイツの都市で一番家賃が高い場所ですが、近年ドイツでは郊外の家賃も上昇しています。
例えばバイエルン州にある人口2万2000人の街カールスフェルトは、同様の65m2のアパートの家賃は10,86ユーロ/m2となり、シュトゥットガルトを上回っています。
注)シュトゥットガルトはドイツの大都市で一番家賃が高い都市になり、もっと家賃が高い街があります
トップ10ランキングの内の4つは、シュトゥットガルト郊外の街で、他の4つはミュンヘン郊外の街となっています。
この事から、ドイツでは郊外だからと言って家賃が安いわけではないという事が分かりますね。
<参考記事・dw.com>
最後に
通常であれば市外の方が家賃が安いのですが、ドイツはそういうわけではないみたいですね。
私達が住んでいる場所は田舎なのですが、この辺の家賃は500~600ユーロが家賃の相場で、ラッキーだったら450ユーロくらいのアパートがあります。
平方メートル辺りでいえば、9~10ユーロ/m2くらいになるのですごく高いです。
今後家を探す機会があれば、家賃を基準に場所を選ばなくてもよさそうですね。