コロンビア

コロンビア移住への道!基礎情報と人気の移住地

コロンビア移住への道! 基礎情報と人気の移住地

コロンビアってどんなイメージがありますか?

コーヒー、美女、エメラルドでしょうか?

まだまだありますよ!

海外の移住者に結構人気の国なんですよ。住みやすいし、物価は安いし。在留日本人も1000人以上いるので、日本食レストランもあるし。

それでは、そんなコロンビアを紹介します。

コロンビア基本情報

コロンビア マップ

コロンビアは南アメリカ北西部に位置する国で、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、エクアドル、あとはパナマと国境を接しています。また、北はカリブ海、西は大西洋に面していて、いろいろな所と接していますね。

その他の特徴・情報は以下になります。

  • 公用語・スペイン語
  • 首都・ボゴタ
  • 人口・4907万人
  • 通貨・コロンビアペソ(100ペソ=約3,2円)
  • 時差・日本のー14時間
  • 1人当たりのGDP・6,684ドル
  • 在留邦人・1283人
  • 失業率・9,7%
  • 国名の由来はコロンブス
  • 実は80以上の言語が話されている
  • 19世紀までは世界で最も治安が良い国だった
  • コーヒーの産地
  • 電圧は110~120ボルトで、プラグは日本と同じ

これを加えるかどうか迷ったのですが、サッカー・コロンビア代表のハメスロドリゲス。サッカー好きにはたまらない選手ですね。

コロンビア人

コロンビア人 性格 国民性

メスティーソ(白人と先住民の混血)が58%、ヨーロッパ系が20%、ムラート(白人と黒人の混血)が14%、先住民がたったの1%で、他にはアフリカ系や、ヨーロッパ系、アジア系移民がいます。

世界のどのような地域よりも多様性に富んでいる国です。なので、肌が白い人、黒い人、茶色、金髪、アジアっぽい顔、などなど見た目だけではコロンビア人とは分からないほどです。

混血している人種は美男美女が多いと言いますが、まさにコロンビアはそうですね。

国民性

パーティー好き、喋り好き、良く踊る、笑い声が大きい、陽気、これは私の知り合いのコロンビアーノの事です。意外に時間は守りますが、いつもテンション高くて困っています。(笑)

まぁラテンアメリカは、どこもこんなもんですよね。

陽気・陽気・陽気で、毎日金曜日って感じです。彼らは木曜からパーティーしますが。

全員が全員こんな感じではないはずですが、一般的にこんな感じですね。また、スキンシップが多い気がします。

治安

コロンビアの治安<dlift.jpより引用>

どくろマーク3つ付いてますね。しかも148位はランキングでかなり下の方です。また、外務省の危険情報では、全域に「十分注意」、「不要不急の渡航中止」、「渡航中止勧告」が出ています。

外務省コロンビア治安

大都市であるボゴタやメデジンは、程度の低い「十分注意」になっており、このような観光地では比較的警備態勢が整っています。

一応改善していることもお伝えすると、2002年には2882件あった誘拐事件は、2010年には282件まで減少。2018年には148件とかなり減っています。

これは、2002年から治安強化に力を入れ始めた成果ですね。

とは言っても、中南米の国に行くとき保険は必須です。3か月以内であればクレジットカードに海外旅行保険が付いているものがあるので、それを数枚持って行きましょう。詳しくは「年会費無料の海外旅行保険が付いたクレジットカード5選」をどうぞ。

水道水

コロンビアの水道水は飲める<この井戸水は飲めないですが・・・>

コロンビアの主な都市の水道水は飲めます。が、日本のウェブサイトでは飲まない方が良いという声が多いですね。旅行慣れしていない人や初めて南米に行く人は、海外の水に慣れてないからお腹がゆるくなりやすいですもんね。

水は慣れれば多くの国で問題なく飲めるので、長期滞在する場合はペットボトルの水を飲みつつ、水道水を料理に使ったりして少しづつ慣れさせていけばいいかなと思います。

もしくは旅行用の浄水器は経済的なので、おすすめですね。

ビザ

コロンビア ビザ

観光目的の90日以内の滞在であればビザは必要ないです。ただし、滞在許可日数は必ず90日というわけではなく、

ただし、アメリカ経由のフライトで行く方は、ESTAの申請をお忘れなく。審査官の判断によります。入国時に60日の滞在許可で、のちのち延長するケースが多いようです。(引用・コロンビア大使館

ESTA申請

もし、3か月以上滞在したい人は、以下の方法があります。

学生ビザ

学生ビザであれば学校に行っている期間滞在できるので、長期滞在できます。

エージェントがあまり多くないのですが、「コロンビア 留学」で検索するといくつか出てくるので問い合わせてみて下さい。

通常はエージェントが全ての手続きをしてくれるので、楽だと思います。

就職する

コロンビアは日系人もいるし、人口もそこそこ多いので求人はあります。

つてがあればいいのですが、無い場合は就職・転職エージェントに登録して、求人を見つけてもらうのが確実だと思います。

下記に海外就職の斡旋をしているエージェントのリンクを付けたので、問い合わせてみて下さい。

また、こちらは現在年収が600万円以上の方を対象にした転職エージェントですが、外資系・グローバルな求人が約2万件ほどあるので、該当する方はこちらもどうぞ。

グローバル・外資系・ハイクラスの転職ならSamurai Jobs

 

こちら「激選!海外就職・転職に強いエージェント」で海外就職に強いエージェントを紹介しているので、あわせて読んでみて下さい。

もしくは、スペイン語や英語が出来るのなら、「colombia jobs」や「colombia trabajo」などで探してみて下さい。現地採用なので給料は低めだと思いますが、求人は多くあります。

リタイアメントビザ

以前、「リタイヤメントビザで簡単格安に移住できる中南米の国7選」で紹介したのですが、ビザの申請要件は緩いです。

  • 月にコロンビアの最低賃金の3ヶ月分以上の年金収入がある人(約7万7000円)
  • もしくは、月々の金利等の収入がコロンビアの最低賃金の10か月分以上ある人(約25万6000円)

2019年現在のコロンビアの最低給与は、828,116ペソで、1ペソは0,031円なので、2万5604円が最低給与で、この3ヶ月分なので、7万6812円です。

金利であれば2万5604円の10か月分なので、25万6040円になります。

詳細は下記リンクをどうぞ。3年のMビザが年金受給者用のビザになります(スペイン語です)

駐日コロンビア大使館ーvisa type – M

詳細は、在コロンビア大使館に聞いてみてください。

在コロンビア大使館

人気の移住地

コロンビア 人気の移住地

コロンビアは物価が安いので、欧米の退職者に人気みたいですね。

生活費も、1人暮らしで約4,4万円~/月とかなり安いです。ただ私達外国人はもうちょっといい家に住むと思うので、生活費も高くなりますが、それでも6万~8万円で普通の生活を送れるくらいですね。<Numbeo.com調べ>

ただ、一般のコロンビア人の平均月収は約3万3000円なので、生活費が4万円といっても高い方ですね。



Booking.com

メデジン(Medellin)

コロンビアのメデジンのケーブルカー

メデリンが見つからない!って思っていたら、地域によってメデリンと呼んだり、メデジンと呼んだりするみたいですね。そーいえばLLですもんね。(LLの発音は地域によっては<じゃ>や<りゃ>になったりします)

さてメデジンの人口は約250万人と多く、標高約1500メートルの盆地にあります。年間を通して平均月間最高気温は27℃前後。平均月間最低気温は12℃前後となっているので年間を通して過ごしやすいです。

メデジン コロンビアの年間気温 気候

2013年にはウォールストリートジャーナルとシティグループが実施した「もっとも革新的な都市」で1位を取りました。

これは近代的な交通網や公立図書館、スラム街と学校に設置したエスカレーターなどが社会統合に貢献しているから、という理由みたいです。

そういえば、メデジンはメトロとケーブルカー、バスで移動がしやすいですもんね。

また、植物園や多くの公園、ミュージアムなどあるので見どころも多いですしね。

中心部であるサン・アントニオ駅周辺は活気にあふれていますが、スリが多いので気を付けましょう。また、夜間は治安が悪くなるので、極力行かないように。

また、2016年には日本人旅行者が射殺される事件も起きていますが、強盗などの一般犯罪で亡くなった外国人はほとんどいない、例外的な事件だったようです。

サンタマルタ(Santa Marta)

コロンビア サンタマルタ

カリブ海に面するリゾート地、サンタ・マルタは、マグダレーナ県の県都で人口は約43万人(2015年)。カリブ海に面しているだけあって、ここのコロンビア人は褐色の肌の人が多いです。

サンタマルタから車で10分ほど北に行ったロダデロ(Rodadero)ビーチにはコンドミニアムが多いので、リタイアした移住者に人気です。

こちらは完全な観光地なので、治安もよく、警察も頻繁に巡回しているので比較的安心して過ごせます。とは言っても、夜間に人気のない道を一人で歩くなどは、避けた方が良いでしょうね。

レストランやバーは海沿いの道にあり、警察も頻繁に見かけるので夜でも一人歩きは大丈夫ですが、注意は怠らないように!

バランキージャ(Barranquilla)

コロンビア バランキージャ

人口も約170万人を超える港湾都市で、人口が多い分必要なものが手に入りやすいので生活も便利です。

ユネスコの無形文化遺産に認定されているバランキージャのカーニバル。これが一番有名ですよね、ここは。実は、ブラジルのリオのカーニバルの次に大きいカーニバルと言われています。

次は2020年の2月22日~25日の日程であります。この期間にコロンビアにいるなら、有料ですが是非行きたいですね。

大都市なのでスリや詐欺がよくある様なので、気を付けて下さい。

バランキージャのカーニバル バランキージャのカーニバル
<バランキージャのカーニバル>

ボゴタ

コロンビア、ボゴタ

首都のボゴタは、やはり外国人の移住者が多いですね。人口も多く、ボゴタ都市圏の人口は1000万人近くになります。また、図書館や大学が多いので、「南米のアテネ」というニックネームがあるらしいです。

エル・チコ(El Chico)、ロス・ノガレス(Los Nogales)、サンタ・バーバラ(Santa Barbara)などの市の北部に移住者が多いようですが、安全性を求めるならマズレン(Mazuren)や、セドリト(Cedritos)に住む人が多いです。

大都市なので必要なものは何でも手に入るので、生活しやすいですね。しかも日本食レストランもありましたよ。

ちなみに日中の平均気温は、年間を通して14℃前後と少し肌寒いので、ちょっとした秋物のジャケットなんかあれば重宝します。

最後に

コロンビアに邦人が1000人以上いるし、最低限の事に気を付ければ意外に安全なので是非機会があれば行ってみて下さい。

コロンビア人の親切さに心が惹かれると思いますよ。

ある程度の言葉を練習していけばすんなり地元民にも受け入れられるので、是非スペイン語語を少し勉強してから行きましょう。

おすすめオンラインスクール・移住前に現地の言葉を学ぼうで、ITALKIというスペイン語のネイティブ講師(時期によりコロンビア人講師もいます)もいるオンラインスクールを紹介しているので、ぜひこちらも一緒にどうぞ。