ベトナムってどんなイメージがあります?
社会主義?フランスの植民地だった?生春巻き?ベトナム雑貨?
いろんなイメージがあるかと思いますが、実はベトナムに移住する人が増えているって知っていました?ここ数年は、移住者の数が毎年10%程増加しています。
ということで、移住に向けて今回はもっと詳しくベトナムの事を知りましょう。
Contents
ベトナム
ベトナムは観光地として有名なので、行ったことがある人も多いと思いますが、まずは基礎情報をご紹介します。
- 公用語・ベトナム語
- 首都・ハノイ
- 最大の都市・ホーチミン
- 通貨・ドン(1000ドン=4,7円/2019年10月)
- 時差・日本のー2時間
- 1人当たりのGDP・2387USドル(2018年)/日本の約1/20
- 在留邦人数・1万7266人
- 失業率・2%
- 社会主義国
- 警察の賄賂要求がひどい
- コンセントは日本と同じ形状のもの(タイプA)だが、違う形もある(タイプC)
- 変圧器が必要
ベトナム電圧は、ほとんどが220Vなので日本の100Vのものは変圧器が無いと使えません。スマホやパソコンなどはデュアル電圧と言って、100V-220Vなどの様に複数の電圧に対応しているので、そのまま使える場合がほとんどです。(確認してから使ってくださいね)
ベトナム人の性格
私はあまりいいイメージが無いのですが・・・、冷たい人が多くないですか?なんか無視するというか、ここに居ないかのように扱われたりしましたね。
シャイなのかな?英語が話せないからかな?とも思いましたが、真相はどうでしょうか??
かと思いきや、物売りの人なんかは気さくに(馴れ馴れしく)ボディータッチをしてくる人も多いので、そう考えると真逆ですね。
細長い国なので、北部と南部の人じゃ性格は全然違いますしね。
また、女性のスタイルがいい、っていう特徴もありますね。(当然個人差有り)
食生活を見ても野菜を取ることが多いので、スリムな人が多いし、他の東南アジアの様に太ったおばちゃんも少ないですね。
治安
以外に治安が良いですね。以前紹介したフィリピンの治安ランクが132位だったことを考えると、天国ですね。
スリや窃盗、置き引きは多いですが、重犯罪が少ない国ですね。また、夜でも歩いても安全だし、特に危険を感じることは無いと思います。ただ、場所によっては薄暗くて危ない感じがする場所もあります。
また、観光地では日本語で話しかけてくるベトナム人や、これあげるなんて言って何かを渡してくる人には気を付けましょうね。ぼったくりなので。
ちなみに治安ってどこの国も同じですが、「旅行慣れしていたら危険と感じないけど、初めて海外に行く人は変に慎重になっている可能性もあるので、危険だって感じるかもしれません」よね。
海外旅行に慣れていない人って、見たらわかりますもんね。なので、堂々としていたら狙われる確率も下がりますよ。
水道水
残念ながら水道水は飲めません。東南アジアだから予想は出来ていたかと思いますが・・・。
高級レストランなんかでも、ミネラルウォーターを使っていると言われたとき以外は、必ずペットボトルの水を飲みましょう。
また、氷も飲用水で作った氷かどうか確認してから飲みましょう。
長期滞在する人は、ウォーターサーバーや大きなボトルの水が買えるので、そちらもどうぞ。
ビザ
入国時点で、パスポートに6ヶ月以上の残存有効期限があり、出国用の航空券があれば15日以内の滞在は、ノービザでOKです。(延長可能)
陸路で出国する場合や、一度出国してから30日以内に入国する時はビザが必要です。
こちらe-visaで30日以内の滞在であれば、ビザの申請が出来ます。
また、通常の観光ビザで1ヶ月、3ヵ月の滞在が出来ます。3か月以上滞在する場合は、現地で延長可能。
ビザは、下記のリンクから申請できます。
これ以上長く滞在する場合は、以下の方法で出来ます
語学留学
ベトナム語留学ってあまり聞かないですよね。私もベトナムに留学したことがある人に会ったことが無いです。逆に言うと、それだけ特別な技能なのでベトナム語を喋れると、そちら関連の仕事で強みになりますね。
また、移住されたい方はある程度の現地の言葉を知っていた方が良いので、学校に通った方が良いですね。
期間は、当然ですが学校に通っている期間のビザが下ります。
手続きは、通常語学学校や、留学エージェントがやってくれるのでそちらで頼みましょう。
ベトナムの語学留学はschool with就職する
ベトナムで就職すれば、当然長期滞在が出来ますね。Jetroの2019年4月の報告によると、現地日系企業の7割が事業拡大するそうなので、今だったら見つけやすいかもしれませんね。
では、どうやって就職先を見つけるか?これはもう、数打ちゃあたる作戦で行くしかないですね。
海外就職のエージェントは、DODAやリクナビなどの大手がやっているので、下記に紹介する所全部に登録して、朗報を待ちましょう。
また、こちらは現在年収が600万円以上の方を対象にした転職エージェントですが、外資系・グローバルな求人が約2万件ほどあるので、該当する方はこちらもどうぞ。
グローバル・外資系・ハイクラスの転職ならSamurai Jobs
リタイヤメントビザ
こちら「東南アジア8か国のリタイアメントビザと投資家ビザの取得方法」でご紹介したのですが、リタイアメントビザはありません。残念です・・・。
投資家ビザに至ってはある事はあるのですが、概要が一切出ていないので、分からない状況です。
人気の移住地
ベトナムは、北部と南部では気候も違うし、見所も違うので色々選択肢がありますね。
ご存知の通り、海岸部はリゾートも多いのでこういった所でのんびりするのも良いですね。
ホーチミンなどの都市では、「サービスアパートメント」というものが私達外国人に一般的になっています。
サービスアパートメントとは、食器や家具など生活に必要なものが付いていて、部屋の掃除などもしてくれるホテルとアパートの中間的な物です。またベトナムに限って言えば、お手伝いさんが付いていることがほとんどですね。
なので、カバン一つで行って長期滞在できるので、引っ越しが楽です。安いサービスアパートは、月3万円くらいからあります。
現地に行ってから物件を借りるのがおすすめなので、出発前にまずは、ホテルやコンドミニアムを1か月ほど借りて、あとは現地の日本人向けの広告や不動産会社を利用しましょう。
ベトナムの一か月の生活費は、一人暮らしで3~5万円(私は2万円くらいでした)あれば十分に過ごせます。家賃抜き)
<航空券やコンドミニアム探しは下記からどうぞ>
ホーチミン
ホーチミンでは、1区、2区、3区、7区が外国人や駐在員に人気の場所です。
1区は、ホーチミン中心部なので家賃は高めですが、アクセスもいいし、日本人街も近くにあるので、初めて移住するならこの地区が良いかなと思います。
ただ、この辺りは家賃10万円、20万円なんてざらなので日本より安い感じはあまりしないですね。(クオリティーはこちらが断然上ですが)
人気地区の通り名を紹介します。
- 1区・レタントン通り、ドンコイ通り
- 2区・タオディエン、トゥーティエム
- 3区・ディエンビエンフー通り、ドータイン通り
- 7区・フーミーフン
ハノイ
ハイバーチュン地区(Hai Ba Trung)、ホアンキエム地区は、旧市街にあり、日本食レストランやスーパー、百貨店などあるので、生活するのに便利ですね。
キンマー(Kim Ma)には日本人街があるので、暮らしやすいと思います。が、特に周りに観光地的なものがあるわけでもないので、つまらないかもです。
また、西湖(タイ湖)近辺は高級サービスアパートメントが多く、日本人を含めた外国人が多く住んでいます。
ホイアン
ベトナム中部にある都市で、中国人街を中心に古い建築物が多く、1999年にユネスコに世界文化遺産として登録されました。
昔の中国を思わせる建物が多く、ついついのんびり滞在してしまう街ですね。
また、ビーチリゾートとしても有名で、アンバンビーチ、ホイアンビーチなどがあり、この辺に住めばゆったりと暮らせますね。
観光客はそこそこ多いですが、ハノイやホーチミンなどに比べると、時間がゆっくり流れているので、私だったらここを選びますね。
サパ
ベトナム北西部にあり、ホアンリエンソン山脈の山間にある街です。
トレッキングの拠点でもあり、田園風景がきれいな街ですが、観光地化もしているので多くのホテルやレストランがあります。
ちなみに、ここはフランス人が避暑地として開発したところなので、西洋の街並みにも残っています。
ハノイやホーチミンの様なごみごみしたところが苦手な方は、ここなんて合うと思いますよ。
ムイネー
マリンアクティビティーが有名なビーチリゾートです。とは言ってもそんなに人が多いわけじゃないので、ゆっくりと楽しめる場所です。
また、意外な事にサーフィンの世界大会も開かれる場所なので、サーファーやカイトサーフィンを楽しむ人たちも多いですね。
ちなみにリゾート地とは言いましたが、リゾートエリアを離れると本来のこの街の姿である港町を見る事が出来ます。
水揚げされたばかりの魚などを朝市で買う事が出来るので、ぜひ早起きして買い物に行ってみて下さい。(水揚げされたばかりとは言え、魚は生では食べれないですよ)
最後に
ニャチャンやダナンといった町も紹介したかったのですが、きりがないのでこの辺で。
ベトナムはここ4~5年で注目されてきているので、ぜひぜひ訪問してみて気に入ったら移住に向けて前進しましょう!
また少しでも現地の言葉を知っていたら移住がスムーズになるので、言語の勉強もお忘れなく。
おすすめオンラインスクール!移住する前に現地の言葉を学ぼうで英会話やその他の言語の学校を紹介しているので、参考にどうぞ。ITALKIという会社は、ベトナム人の講師もいます。