オーストラリアの航空会社カンタス航空が、ロンドンーシドニー間約1万7000㎞を、19時間19分のノンストップ飛行を達成しました。
この路線が商用化されれば、世界最長商業路線となる見込みです。
このテスト飛行に乗っていた最高経営責任者のアランジョイスは、「日の出を2回見た」と語っていますが、不思議な感覚でしょうね。
このテスト飛行の乗客の多くがカンタス航空の従業員で、睡眠パターンや食事、飲み物の摂取量などのモニターにふさわしい40人が選ばれたとの事です。
通常この飛行機(ドリームライナー/ボーイング787-9)は、最大300人の乗客を収容できますが、今現時点では乗客300人+300人分の荷物を運んでの飛行は途中で燃料を補給しないとできないとの事です。
また、今回のテスト飛行では、シドニー到着時の燃料はあと1時間半の飛行分でした。
この飛行ルートを成功させた2例目となったドリームライナーですが、1例目はなんと1989年8月、約30年前に成功させたボーイング747-400になります。
また、カンタスは2019年10月にニューヨークーシドニー間、約1万6000㎞を成功させています。
<参照記事・theguardian.com>
今後は
今後は飛行機の改良を重ね、商業化に向けて前進していくと思います。
それにしても、30年も前に飛行できた路線が、なぜ未だに商業化できないのでしょうか?飛行機はこの30年で、それほど進化してないんでしょうか?
まぁこういった問題はともかく、長距離路線が増えれば時間短縮になるので、海外に行くことの多いビジネスマンは、助かるでしょうね。
ちなみに日本発の最長ルートは、成田ーマドリードで約14時間です。
最後に
私は7~8時間以上のフライトであれば、極力トランジットがある便を選びます。
だって、長時間機内に座っているのって退屈だし、窮屈だし、息苦しいですよね。