タイ旅行・移住

タイ・ライオンエアーの乗り心地は?

タイライオンエアの評判

先日タイのLCC、タイ・ライオンエアー(Thai Lion Air)に乗ってバンコクから福岡まで行きました。

基本的にLCCは使わないのですが、結婚して子供が出来た頃からは、金銭的なこともあり頻繁に使っています。

安かろう悪かろうなイメージがあったのですが、意外に快適な空の旅だったのでご紹介します。

2歳児以下の幼児を連れて旅行をされる方は、子供料金の項目を必ずお読みください!

注意)保険付きクレカをすでに持っている人も、海外で事故や怪我にあったらクレカ1枚の補償じゃ足りないこともあるので、ぜひ複数枚持って行きましょう。「年会費無料の海外旅行保険がついたクレジットカード5選」も一緒にどうぞ。

ライオンエアーとは?

<画像はタイライオンエアーより>

インドネシア・ジャカルタで1999年に創業した格安航空会社で、2000年から運行を始めました。

今では1日に630ものフライトを、アジアを中心に運行しています。

今回私が乗ったのは、タイ・ライアンエアーになり、こちらは2013年に作られた会社で、バンコクのドンムアン空港を中心に、主に中国に運行していますが、日本やインド、スリランカ等にも運航しています。

日本の発着都市は成田・福岡・名古屋・大阪で、バンコクのドンムアン空港に運行していて、福岡ーバンコク間は直行便で、約5時間、東京―バンコクで6時間20分のフライトです。

福岡ーバンコク間の運賃

他の直行便のある会社であるタイ国際航空やANAに比べると安いですが、言うほど安いわけでもないです。とは言っても、2019年現在では最安値の航空会社ですね。

私たち家族は大人2人・幼児(シート無し)で、バンコクー福岡往復で、約10万円かかりました。(時期によってはもう少し安いです)

ジェットスターが飛んでいた時が、懐かしいですね・・・。すごく安かったですもんね。

もしタイライオンエアのチケットが高かったら、こちらで航空券の検索もどうぞ。

スカイスキャナー

子供料金

規定で生後8日から24ヶ月以内の子供は大人料金の10%が料金として掛かるとウェブサイトのFAQs(よく尋ねられる質問コーナー)に載っていたのですが、私たちのケースを紹介します。

子供は生後7ヶ月で、膝に座るので座席の予約はしませんでしたが、結局は大人料金の50%の金額が掛かりました。(バンコクー福岡往復)

何故だか分かりません・・・。

ちなみに今、福岡ーバンコクで見てみたのですが、衝撃的な金額が掛かります。

大人料金が12,700円に対し、幼児(席無し)が18,300円です!大人料金の約150%かかっていますよ!!

何ででしょう?

これだったら、席を買った方が安いんですけど・・・。

また、バシネット(ベビーベッド)の情報は皆無だったので、ないと思います。(次に乗る時に聞いてみます)

下記リンクはタイライオンエアーの規約です。

https://www.lionairthai.com/jp/Terms-And-Conditions

2019年8月20日追記)赤ちゃん料金の件について、一時的なトラブルかな?と思ったのですが、やっぱり「幼児」を選ぶと料金が高くなります!2歳以上の子供を選ぶと、大人と同じ料金です!

大人7,300円・子供7,300円・幼児13,200円!!

「合計金額」は、幼児を選んだ方が安いですが、税金込みのトータルでは子供料金を選んだ方が安いですね。ちなみに、幼児は席無し。子供は席ありです

ということで、タイライオンエアーに「なぜ子供料金の方が大人より高いのか」と問い合わせてみましたら、こんな回答が来ました。

大人運賃はセールなどで変動が大きいのに対し、幼児料金はほぼ一定の為、逆転現象が生じる場合がございます

では、幼児でも金額が安い大人料金のチケットを買ってもいいか、疑問に思ったので、聞いてみました。

結果は問題ないという事なので、幼児料金が高かった場合は、幼児でも大人料金のチケットを買った方がお得ですね。

発着はドンムアン空港

その他多くのLCCと同じで、スワンナプーム空港ではなくドンムアン空港からの出発です。

ドンムアン空港はあまりアクセスが良くないので好きではないんですが、ここはしょうがないですね。

空港近辺に泊まる人は大丈夫ですが、バンコク市内に宿泊予定の人は、空港から時間が結構かかる事を頭に入れておいてください。スワンナプーム空港の様に、スカイトレインはないので、おっそいバスか、渋滞に巻き込まれるタクシーかの2択です。

2019年2月よりタイの空港内は全面禁煙になりましたので、帰国時は搭乗ゲートに行く前に一服しておいた方がいいです。

ドンムアン空港から市内に行く方法で詳しく、空港から市内への行き方、市内から空港への行き方を解説しているので、こちらもどうぞ。



チェックイン

何故だかオンラインチェックインが出来なかったので、ちょっと早めに空港へ行きチェックインをしました。

一応オンラインチェックインのページはあるのですが、なぜだかエラーになるので使えたことが無いです。

また、席は指定しなかったのですが、チェックイン時に家族全員一緒に座れるようにしてくれたので助かりました。

オンラインチェックインは、フライトの24時間前〜4時間前まで出来る、とウェブサイトには書いてあります。

手荷物のサイズ

既定のサイズは7kg・20cm x 30cm x 40cmで、一人1個まですが、私たちはそれ以上の個数、サイズを持ち込めました。

手荷物は既定のサイズより2倍近くあるバックパックで、このバックパックとバイオリン、妻の大きな手提げカバンの3つを、持ち込みました。

念のため、チェックインカウンターの人に手荷物として持って行っていいかと尋ねたのですが、問題ないとのことでした。忙しい時期じゃなかったので、大丈夫だったと思います。

預け荷物は、プレミアムエコノミークラスが国際線は30kg・2個まで無料ですが、エコノミーは完全有料です。

こちら「タイライオンエアー荷物の重さと追加料金について」で詳しく解説しているので、を参照にされてください。

座席

<タイライオンエアーの機内・バンコクー福岡間>

座席は左3席、右3席の1列6席で、席幅も一般的なサイズだったので、可もなく不可もなくといった感じですが、身長170㎝の私で、膝は前の座席にほぼくっついていました

それでもかなり狭い座席を想像していたので、座った瞬間にホッとしましたね。

機内エンターテイメント

やっぱりLCCなんで、ゲームや映画を見たりできる機内エンターテイメントは無しでした。

今回はフライトが5時間ほど何で何とかなりましたが、やっぱりここは欲しい所ですね。

ちなみにエアバスA330-300には、座席の目前に自分専用のテレビがあります。

タイ・ライオンエア評価

  • 総合・・・★★★☆☆
  • 機内エンタメ・・・★☆☆☆☆
  • 席・・・★★☆☆☆
  • スタッフ・・・★★★★☆
  • 赤ちゃんとの乗りやすさ・・・★☆☆☆☆
  • 料金・・・★★★☆☆

福岡ーバンコク間のLCCはすぐに撤退するので、何とか頑張って継続してほしいですね。以前はジェットスターが運行していたのですが、採算が取れずにすぐに撤退してしまいましたもんね。

ただ、お金に余裕があったらタイ国際航空を使いたいですね。全然サービスが良いし、席も広いし。ただ家族3人で乗るとなると、福岡―バンコク間往復で20万円近くかかっちゃいますけどね・・・まぁ5時間くらいのフライトなので、タイライオンエアでも、問題ないですが。

ちなみに、スチュワーデスは、さすが微笑みの国出身ですね。本当に笑顔を振りまいていて、優しく、礼儀正しかったです。これがあるので、また乗ってもいいなって思いますね!

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