イギリスでは今月3つのストームが来たので、2月の平均降水量の2倍の雨が降りました。
ストームCiara(シアラ)、Dennis(デニス)、そして今回のJorge(ジョージ)です。
各ストームは甚大な被害を出したのですが、ストーム・ジョージも洪水、大雨、吹雪などの被害が予想され、イギリス南部からスコットランドまで全域で、注意が必要になります。
85の洪水警報が出されており、緊急を要さない洪水警報は216にのぼります。
<イギリス政府洪水情報サービスより>
高台では時速96㎞ほどの突風が吹く恐れもありますが、すぐに状況は落ち着いて来るとの事です。
スコットランドでは雪が降り、交通機関の乱れが予想されています。
イギリス気象庁は、明日日曜日も多くの地域で強風の恐れがあり、スコットランドでは雪も降り続くとの事です。
ウェールズ南部では昨夜から洪水と悪天候が続き、ストーム・ジョージの影響で大雨強風が今後予想されています。
<イギリス気象庁より>
イギリスの多くの地域では3段階で一番低い黄色の警報がでており、河川の水位が記録的水位に近づいているところもあります。
シュルーズベリーやビュードリー、ブリッジノース、アイアンブリッジ近郊に住む人は、「洪水の被害に備えなくてはいけない」と警報が出ています。
<参考記事・The SUN、Metro、Met Office>
最後に
ここ最近イギリスには毎週の様にストームが到来しているので、住んでいる方や旅行予定の方は十分に気を付けて行動をしてください。
2月は平均降水量の2倍の雨が降ったということで、地盤が緩んでいるため、2次災害も予想されます。