マルタ

ゴゾ島観光・タ・ピーヌ聖堂の歴史と行き方を紹介

ゴゾ島観光・タ・ピーヌ聖堂の歴史と行き方を紹介

マルタのゴゾ島にあるタピーヌ聖堂/タピーヌ教会は、ゴゾ島観光の夜のメインスポットと言っても過言ではないでしょう。

実は、ちょっとミステリアスな教会でもあるんですね。

というのも、この教会の起源も分かっていないし、奇跡の教会とも呼ばれているんです・・・。

タピーヌ聖堂とは?

タピーヌ聖堂 タピーヌ教会 ゴゾ マルタ

ゴゾ島の北西に位置し、中心都市であるビクトリアからバスで10分ちょっとで行けるゴゾ観光の目玉の一つです。

実はこの教会の歴史は分かってないことが多く、一番初めにタピーヌ聖堂が文書に記録されたのは、ドメニコ(Domenico)という司教がここを訪れた時のものです。(正確な期日は未詳)

次にこの教会が出てくるのは、1575年に法王グレゴリー8世の使徒・ピエトロがこの地を訪れた時になります。

記録には、1611年に再建(修復)されたとなっています。

おそらく古代ローマ帝国時代の物じゃないでしょうか?

奇跡の教会と呼ばれる所以

タピーヌ聖堂は奇跡の教会と呼ばれるのですが、「1833年、教会の近くを通った農婦が聖母の声を聞いた後、人々の病気を治したといわれている」ことが所以となっています。

教会の内部には「奇跡の声」によって命を救われた、という内容の感謝の手紙が壁を埋め尽くしています。

日本語だと「願いが叶う教会」みたいに書かれたサイトを見ますが、そういうわけでは無いようですね。

行き方

ヴァレッタからの行き方を紹介します。(乗り換えなしのバスのみ紹介しています)

  1. ヴァレッタB6から41もしくは42のバスに乗り終点のチェルケウア(Cirkewwa)まで行く
  2. フェリーに乗る(往復チケットのみ販売・4.65ユーロ)
  3. ゴゾのフェリーからビクトリアへ(バス301・303・323)
  4. ビクトリアのバス停から308に乗るとタピーヌ聖堂目の前まで行けます

ちなみにビクトリアからタピーヌ聖堂までの308番のバスは1時間に1本なので、その場合は311,312のバスに乗り、10分ほど歩けば教会まで行けます。

ビクトリアからタピーヌ聖堂に行く方法<バス311、312で移動する場合>

バス番号308番は、教会の目の前で下車し、教会の目の前でビクトリア行きのバスに乗れるので歩かなくていいですが、1時間に1本なので待ちが長くなると思います。

CitySightseeing Busを使う人は時間は以下の様になっていて、45分に1本出ていますね。

Sightseeing city busの時間 タピーヌ聖堂

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タピーヌ聖堂

タピーヌ聖堂

なぜだか私が観光地に行くと曇るのですが・・・、外観はこんな感じです。

タピーヌ聖堂 行き方

私たちは教会の目の前からバスに乗らずに次のバス停まで歩いたので、上のような写真を撮ることができました。

周りに何にもないこの場所にそびえ立つ教会は、圧巻の見ごたえです。

タピーヌ聖堂 タピーヌ聖堂

観光のポイント

時間があるのなら、この教会を訪れるなら夕方以降が一番です。というのも、暗くなるとライトアップされ全然違った教会になります。幻想的な見た目です

タピーヌ聖堂からビクトリアに戻る最終バスは夜11時なので、問題なく夜間に行けます。

また、私たちが行ったときは出店など一切なかったので、水や軽食を持って行けば次のバスが来るまで少しは時間がつぶせると思います。

ちなみに私は写真を撮りまくって滞在時間が20分ほどだったのですが、どんなに長くここを見ても30分必要な人はいないくらいの規模です。

妻は10分後には「もう帰ろう」って言っていました。(笑)

「絶対に行った方が良い観光地」と言うわけじゃないので、時間があって、ライトアップされた教会が見たい!って人にはお勧めします。

最後に

ビクトリアには観光地が少ないので、タピーヌ聖堂は観光スポットになっていますが、時間がない人は無理してまで行く必要はないかな?って思います。

ただしゴゾに1泊する人は夜にすることが何もないと思うので、ライトアップされた教会を見に行ってみて下さい。