先日トルコの内務大臣が、「ISIS(アイシス)に参加した外国人捕虜を彼らの時刻に送還する」と発表しました。
トルコは、ヨーロッパ諸国が自国民である(あった)Is参加者の帰還を拒否していて、「(ヨーロッパに)帰還しても送り返す」としていたことに批判していました。
続けて内務大臣は、「トルコは、(ジハーディストの)ホテルではない。早ければ11月11日月曜日から送還を始める」と言っています。
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ヨーロッパの反応は?
フランス外務省はEuronewsに対し、「外国人ジハーディストはフランスとトルコにとってセキュリティー上の懸念です。しかし、2か国間で規則的な方法で手続きをしないといけません」と伝えています。
続けて、「私たち2ヵ国は、もう少しで効果的な協力が出来るところに来ている」とも述べています。
とは言っても、トルコの決定は覆らないようです。
イギリスとベルギーの広報は、「Isに参加した者たちは、シリアやイラクに留まって裁判を受けるべきだ」と言っています。
また、イギリスは「私たちは、イギリスとイギリス国民の安全を確保することが最重要だ」と述べています。
<記事参照・Euronews.com>
今後の展開
ニュースなどによると、どこの国もジハーディストやIsのために戦った人たちを望んでないですね。
まぁ、そりゃそうですよ。
一度は国を裏切って出ていった人たちですから、もし帰ってきたら何かしでかすかもしれないし。
もう一つの大きな理由は、「ヨーロッパで裁判をする場合、証拠集めが難航するため正当な裁きが出来ない」からと言った理由もあるようですね。
当然ヨーロッパの法廷であれば、「Isに参加したの?じゃあ終身刑ね」なんて言えないですもんね。
でもシリアやイラクであれば、可能でしょうが。
しかもヨーロッパに帰って来てた、ISよりの人たちが英雄視する可能性もあるし、新たな火種は誰も欲しくないと言った所でしょうね。
人生の中で、大抵の過ちは挽回できますが、今回ばかりは大きすぎた過ちですね・・・。