パナマ行きたいですよね?
「えっ?パナマってどこ?」
中央アメリカにある暖かい国です!物価も安いです!
「リタイヤメントビザで簡単・格安に移住できる中南米の国7選」でも紹介したのですが、移住も簡単にできちゃう国なんですね。
旅行でも楽しいし、移住にも向いているのでチェックしましょう!
Contents
パナマ共和国
中央アメリカの下にあり、南米コロンビアと国境を接しています。首都はパナマ市で、言語はスペイン語、通貨はバルボアですが、USドルを使う事になると思います。
国名の由来は先住民族のクエバ人の言葉で「魚・蝶々が豊富」という言葉から来ているとされているのですが、日本人にとって新鮮な魚が豊富ってところは魅力がありますね。
有名なものはパナマ運河があり、パナマ運河のクルーズ船やジャングルツアー何て言うのも有名ですが、やっぱりおすすめはビーチですね。シュノーケリングなんかしたら、すっごくきれいで感動します。
パナマを旅行すると、先住民、アフリカ、ヨーロッパの文化が混ざり合っていることに気が付くことも多いです。
また、パナマの経済は金融業を中心に成り立っていて、中央アメリカで唯一の高所得国で一人当たりのGDPも15,643USドルとなっています。ただ、高所得国と言っても、一人当たりのGDPは日本の1/3 なので、私たち日本人からしたら物価の安い国ですね。
パナマ人
<パナマの先住民by wiki>
パナマ人は、白人と先住民の混血が60%と最も多く、アフリカ系・ヨーロッパ系が約10%づつで、先住民も10%程の人口です。
興味深い統計として、パナマの人口の約1/3は14歳以下で、65歳以上は6%となっています。
国民性
パナマ人はパナマという国を愛している人が多いです。パナマ人がよく言う言葉で、「puente del mundo, corazón del universo(世界の橋、宇宙の中心)」とあり、自分の国は凄いんだと自信をもって言いますね。
性格はと言うと、一般的に「時間にルース・のんびり屋さん・面倒くさがり」と言った、トロピカル気候の住人の性格・ラテン系のノリです。
お喋り好きで時間を気にしないので、資本主義・効率主義に汚染された私達には「人生は、のんびり過ごしてもいいんだ」って気づかせてくれると思います。
治安
<世界の治安ランキングdlift.jpより引用>
残念ながら、治安は言うほど良くないです。まぁ中南米はどこも似た様なものと思いますが・・・。
まず言える事は、日本的感覚で夜間に出歩いたり、危険地域に行くと犯罪に巻き込まれることが有ります。路地裏や人気の少ない公園などは、一人で出歩くのも危険に近づく行動ですね。。
一般犯罪の大部分はパナマ市首都圏に集中しており,特に注意を要する地域は,パナマ市の旧市街並びにその周辺(エル・チョリージョ地区,サンタ・アナ地区,カリドニア地区及びクルンドゥ地区),パナマ市に隣接するサン・ミゲリート市及びコロン市の全域です。これらの地域では,殺人事件等の凶悪事件が頻発していますので,昼夜を問わず単独行動を避けてください。外務省HPより
以上注意喚起をしましたが、実際はどんどん変わっています。
というのも、今では観光産業に力を入れているので、各ホテルには警察を配置し、ツーリストポリスもどんどん増えています。
また、日本人集住地区であるサン・フランシスコ地区やベジャ・ビスタ地区は比較的治安が良い場所ではありますね。
結局は、危険地域に近寄らなければ、犯罪に出会う可能性はかなり下がります。
ちなみに危険度で言えば、近所の国グアテマラですね。こちら「グアテマラの物価は?」で危険度を紹介しているので、こちらも一緒にどうぞ。
ビザ
パナマは嬉しいことに、180日以内の観光での滞在であればビザは必要ありません。嬉しいですね。ここ最近はどこの国も30日から、長くても90日なのですが、180日もあればすっごくのんびりできるし、周りの国も一緒に堪能できますね。
これ以上長く滞在したい場合は、就職や結婚、留学、リタイアメントビザ等の方法がありますね。
リタイアメントビザについては、リタイヤメントビザで移住できる中南米の国7選で詳しく解説しているので、参考にどうぞ。
エージェントを使って転職・就職する場合は、こちら「激選!海外就職・転職に強いエージェント」で海外就職に強いエージェントを詳しく紹介しているので、あわせて読んでみて下さい。
水道水は飲める?
基本的にパナマはある地域を除き、水道水は飲めます。
ただ、水が合う人、合わない人がいると思うので、まずはペットボトルの水も飲みつつ、水道水も飲むという風に徐々に慣れていけば大丈夫です。
気候
グラフを見ての通りです。暑いですね。暑いのは良いのですが、パナマは乾季でも曇りの日が多いのが特徴です。
乾季は1月~4月で、残りは雨期です。雨期とは言っても一日中雨が降っているわけじゃないので、心配しなくても良いですが、それでも雨は結構降ります。
物価
スーパーで売られている商品 | 値段 |
---|---|
白米1kg | 1,5$ |
卵12個入り | 2ドル |
鶏むね肉1kg | 7ドル |
牛肉1kg | 10ドル |
リンゴ1kg | 3,6ドル |
バナナ1kg | 1,4ドル |
トマト1kg | 2,9ドル |
ジャガイモ1kg | 1,7ドル |
レタス1玉 | 2,1ドル |
国産ビール500ml | 79セント |
輸入ビール330ml | 2,6ドル |
食料は物価に比べて高い感じがしますね。さて、家を借りて住んだ場合はこのようなコストが掛かります。
光熱費 | 102ドル |
---|---|
インターネット | 47ドル |
家賃(市内1bed room) | 898ドル |
家賃(市外1bed room) | 614ドル |
平均給与(税引き後) | 775ドル |
<numbeo.comより参照>
平均給与が775ドルに対して、家賃が898ドルとなっていますが、この統計は主にパナマに住んでいる外国人1719人からとった統計です。なので、地元の人はこんなに家賃はかからないです。
どこの国も同じですが、外国人が地元の人を連れていかずに家を借りようとすると、ちょっとはぼられますね。
交通機関
パナマはアメリカンインターハイウェイやパナマ運河鉄道があり、各地に行くにもパナマシティーのアルブロック空港に隣接する国営バスターミナルからほとんどのバスが発着しているので、交通の便は良くなっています。
パナマ市はBaytown trolleyというバスがあり、市内各所に移動できます。料金は、一般1,5ドル、一日乗車券4ドル、31-day passが35ドルです。
詳しくはこちらの公式ページを確認してください。
また、パナマメトロという電車会社があり、市内の移動は本当に便利になりました。
朝6時から夜10時までの運行で、時間にもよりますが3~8分間隔で電車に乗れ、料金は35セントです。詳しくはオフィシャルページよりどうぞ。(スペイン語です)
観光スポット
前述しましたが、パナマ運河や、熱帯雨林、ビーチが有名ですね。
JTBはカリブ海のクルーズツアーなんかもやっているので、興味がある方は是非問い合わせてみて下さい。
JTBちなみにパナマの現地ツアーなどは、タビナカという会社が評判良いみたいですね。日本語ガイド付きで料金も安いので。
パナマ運河
<パナマ運河・狭い所はこのようにぎりぎりのサイズです>
何度もパナマ運河をご紹介していますが、コレが一番有名なものかと思います。全長80㎞の運河は、狭い箇所になると上記写真の様にかなり狭い幅になり、自力運行せずに引っ張られて移動します。
のんびりこういったクルーズを楽しむのも良いかと思いますね。
タビナカ・パナマ運河のクルーズツアーパナマビエホとパナマ歴史地区
<今では朽ち果てた建造物になっていますが、16世紀には統治府など重要な機関があった場所。2枚目の写真の大聖堂は、遺跡のブロックを使って作られたもの>
パナマシティの東に位置する世界遺産の建造物群です。
歴史的にも意味がある場所なのですが、16世紀にスペイン人が侵略した時に最初に植民地を建設した町になります。
ミラフローレス閘門(こうもん)
<このように大勢の観光客が訪れる日もありますcanal de panamaより>
こちらはクルーズツアーに行かない人におすすめですが、結構な観光地化していて、入場料も高いですが、見る価値はあります。
パナマ運河にある3つの水門の一つで、ミラフローレス水門では、船が2段で54フィート持ち上げられ、パナマシティのバルボアの太平洋港との間を通過できます。船は、南北アメリカを結ぶアメリカ大陸の橋の下を通過します。
営業時間は朝8時から夕方6時までですが、5時15分までにチケットを買わないと入場できません。
料金は、一般で20バルボア(20USドル)なので、安くはないですね。
CANAL DE PANAMAで詳細を確認できます。
サン・ブラス諸島
サンブラス諸島は、およそ365の島と湾からなる群島で、そのうちの49島に人が住んでいます。
一般的な行き方は、ポルベニール島まで飛行機で行き、そこからボートに乗り換えて目当ての島に行くか、パナマシティに数多くある旅行会社を使っていくことになると思います。
自力で行くには、Puerto de cartiまで行き、そこからボートに乗って入島できます。ちなみにここは、陸路でコロンビアに行く拠点にもなります。
サンブラス諸島は、手つかずに自然が溢れた島々で、電気やWiFiが無いなんて当たり前のところです。時間があれば是非行ってみて下さい。
タボカ島のビーチ
<ホテルから見たタボカ島のビーチ>
パナマシティから20km離れた火山島のタボカは、花の島としても知られています。
以前はパナマ随一のリゾート地だったらしいですが、ちょっと落ち目の時期もあり今はそこそこ賑わっています。
フェリーは約30分で着くので日帰り客も多いですが、せっかくここまで来たなら是非一泊して、タボカ独特の生態系を見たりしてもいいかもですね。
フェリーの時間はこれで、料金は大人一般で20ドルです。
フェリーの出発地はここです。
パナマシティから1時間ほどかかりますので、行き方はこちらのグーグルマップのリンクを参考にどうぞ。グーグルマップ・パナマシティからフェリー乗り場への行き方
詳しくは、フェリー会社のHPをどうぞ。Taboga express
まとめ
パナマはあまり知られていない国ですが、人は優しいしノリは良いし、旅行でも移住でも楽しめる国ですね。
一つだけ言えば、「夜中に一人で歩けるほど治安が良くない」って所ですが、観光客も多いし日中は危険地域にさえ近づかなければ安全です。
ご予約はこちらからどうぞ。