バルセロナに来たのなら、ラ・ランブラは必ず訪れる観光の中心になる場所です。
1.2㎞の並木通りに人・人・人だらけの活気ある通りで、多くのお土産屋さんやカフェにレストランなどが並んでいます。
多くのホテルもこの辺りにあるし、ブランド品のお店や、カテドラルにブケリア市場、グエル邸などの観光スポットも多くあります。
見どころ満載のランブラス通りをご紹介します。
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ランブラス通り
ランブラス通りって日本語で言うんですね。知りませんでした。
現地ではLa Rambla(ラ・ランブラ)と呼ばれていています。
ランブラは「通り(もしくは水路)」という意味なので、各地にRamblaの表記はよく見ます。
ちなみに、ランブラス通りのすぐそばにRambla de Cataluna(ランブラ・デ・カタルーニャ)という並木道もあるので、ランブラス通りの場所を聞く時はLa(ラ)をちゃんと言わないとランブラス通りじゃないランブラを教えられるかもしれません。
大きな噴水があるカタルーニャ広場からコロンブスの記念塔までの通りがランブラス通りと呼ばれ、大道芸人や(一応)違法のアフリカ系がやっている物売りなども多くいます。
散策するだけでも楽しめるし、見どころが多い通りですね。
ちなみにランブラス通りのお店では英語が喋れたら意思疎通はできるので、スペイン語はほとんど喋れなくても大丈夫です。
お土産もそこまで高いわけじゃないので、ここで小物を買ってもいいですね。
カタルーニャ広場
ハトがかなり多いカタルーニャ広場は、休憩がてら座ったり、友達と話したり、待ち合わせをしたりと、いろいろな用途で使われますね。
夏の暑い日は、この大きな噴水を見ているだけで涼んできますね。
スペインで緊縮政策のデモがあったときに人々が座り込みをしていたのですが、それがこのカタルーニャ広場です。
私の友達も3~4日座り込みをしていましたが、まぁ。何と言うかお祭りって感じでもありまたよね。
お祭り半分、主張半分って感じでしょうか。夜は音楽を弾いてお酒を飲んでと、楽しんでいましたね。
カタルーニャ駅
ちょっと見にくいですが、電車やメトロでランブラス通りに来る場合はカタルーニャ駅もしくはPasseig de graciaで降りて、ここがスタート地点になる人が多いと思います。
通りを下って行くとおしゃれなカフェやレストランがありますが、、軽食だったり、お水を買ったりするならスーパーマーケットのCarrefourがあるので、安く買えますよ。(皆さんは気にしないと思いますが・・・)
ランブラス通りのカフェやレストランに行っても、タパス+メインで10.95ユーロが平均的な値段なので、高くはないですね。
ボケリア市場
スペインの生ハム(ハモン・セラーノ)が買える市場として有名かもしれないですが、野菜に果物に魚介類も売っています。
値段はちょっと高めかなって思います。まぁ、こんな観光地の中心にあるので、当たり前ですね。
生ハムは安いもので29ユーロ/㎏から、1キロ200ユーロを超える物もありました。
1キロ200ユーロって買えないですよね・・・。買わないですよねって言ったほうがいいかもしれないです。
とりあえず見るだけでも楽しめるし、試食をやっているお店もあるので試してみるのもいいですね。
まだ、奥には飲食ができるお店もあるので、是非立ち寄ってみて下さい。
レイアル広場(Placa Reial)
おそらくバルセロナの有名広場のひとつで、晴れた日にはすっごく人が多いです。
木陰で涼しんだり、道行く人を見たり、カフェやレストランで飲食をしたりと、ひと休憩欲しい時に来てリラックスできます。
広場の周りにはレストランがあるのですが、値段は高いし人は多いし、あまりリラックスできないのでお勧めではないです。
それでもこの広場に来てのんびりする価値はあるし、夕方以降は大道芸人などがいることもあるので、テイクアウトした物を持ってスペインの夜を楽しんでください。
蝋人形館
バルセロナの蝋人形館(Museu de Cera de Barcelona)は、朝10時から19時半までオープンしています。(入場料15ユーロ)
上の写真はチケットブースの前に展示してあるリアルなおばさんなのですが、最初、本当におばさんが休憩しているかと思いました。(笑)
蝋人形館に併設される妖精の森(Bosque de les fades cafe)と呼ばれるレストランはかなり有名なので、蝋人形館に行くのなら必ず行きましょう!
コロンブスの記念塔
コロンブスってイタリア人なのに、なんでバルセロナに記念塔があるのかな?って思ったのですが、ちゃんと理由はあるんですね。(当たり前ですね)
コロンブスが初めての航海に行けたのは、当時のスペインの女王イザベルの資金援助があったからなんですね。
で、新大陸を発見した報告に帰ってきたコロンブスを記念してこの塔が建てられました。
また、コロンブスは実はスペイン人だった?なんていう伝説も残っていますね。
6ユーロで上まで登れるので、是非登ってみて下さい。
また、ここから海側に行くとボートハーバーになっていて、ツアーをやっています。
大人7.7ユーロ、子供6.7ユーロで40分ほどのクルーズツアーになっているので、時間に余裕がある人はぜひバルセロナの海を楽しんでください。
サンタ・エウラリア大聖堂
大き過ぎて上手く画に入らなかったし、人が多かったので撮影が難しかったのですが、サンタ・エウラリア大聖堂は人気のスポットです。
多くの人が周辺広場にいて、ストリートミュージシャンもいて活気あふれる場所でした。
今の建物は1298年に建設が始まり、約150年後に完成したものにありますが、元々は原始キリスト教の教会があり、4~5世紀には使われていた教会なのでかなり深い歴史があります。
スペイン人って、長期間建設するのが好きですよね。ガウディといい、何百年もかけて建設しようとする根気強さはすごいですね。
これ↓はちょっと離れたとこから取った写真です。
大聖堂前にいたストリートミュージシャンはオルガンを使っていたのですが、持ち運んでるんでしょうか?ここに置きぱなしにしているわけはないですよね・・・。
この近辺には、おしゃれなレゴのお店?博物館?もありました。
カサ・バトリョ/カサ・アマトリェール
カサバトリョは1877年に建築され、1904年~1906年にかけてガウディが改築を行った邸宅です。
ガウディがカサ・バトリョの為にデザインした家具も2つ残っていますが、その他はカタルーニャ美術館にあります。
ガウディはなんて独創的なデザインが出来たんでしょうね。
私は特に建築デザインが好きなわけじゃないですが、バルセロナに来るとサグラダファミリアを含め、ガウディの遺産は絶対に見たいところですね。
また、カサ・アマトリェールは、バルセロナのチョコレート王・アントニカサ・アマトリェールの邸宅です。
長年修復されていたのですが、2015年から一般公開が始まりました。
ちなみにガウディがカサバトリョを改築していた時、カサ・アマトリェールを意識していたんですって。
最後に
ランブラス通りは観光の中心になるので、必ず皆さんも訪れると思います。
ホテルも、この近辺に泊まる人が多いかもしれませんね。
ちなみに、スリが多発しているので気を付けて下さいね。
一緒に行ったスペイン人の友達は、カバンは絶対に前に持って来ていつでも自分の視界に入るようにすることって言っていました。