ヘンリーパスポートインデックス(Henley Passport Index)が2020年のランキングを発表しました。
日本は、2019年は189ヵ国にビザなし渡航ができる国としてシンガポールと同率1位だったのですが、2020年は191ヵ国で単独1位になりました。
ヘンリーパスポートインデックス(Henley Passport Index)とは?
ヘンリーパスポートインデックスは、国民の旅行の自由度に応じたランキングで、ビザなし渡航ができる国が多いほどランクが上になります。
ヘンリーパスポートインデックスは2006年にHenley&Partners Visa Restrictions Indexとして始まったのですが、2018年より今の名称になっています。
対象となっているのは、199ヵ国のパスポートで、世界にある227の国や地域にどれだけビザなしで行けるかでランクが決まります。
このランキングのパスポートのデータベースは、International Air Transport Association (IATA)のデータを使っています。
2020年のランキング
<Henley Passport Indexより>
日本は2019年は189ヵ国で同率1位、2018年は180ヵ国で同率1位だったので、ビザなしで行ける国が増えていますね。
上位は日本、シンガポール、韓国を除けば、ほぼヨーロッパの国です。
ヨーロッパ以外の国で言えば、アメリカ(同率8位・184ヵ国)、ニュージーランド・オーストラリア・カナダ(同率9位・183ヵ国)、マレーシア(同率13位・178ヵ国)、チリ(同率16位・174ヵ国)となっています。
次は下から見ていくと、このようになります。
アフガニスタン(26ヵ国)、イラク(28ヵ国)、シリア(29ヵ国)、パキスタン・ソマリア(32ヵ国)・・・。
最下位のアフガニスタンでも26ヵ国もビザなしで行けるんですね。どこなんでしょう?
最後に
日本のパスポートを持っていたら191ヵ国もビザなしで行けるようですが、多いですね。
全部制覇できる日は来るでしょうか?