ヨーロッパでは観測史上始めて、過去最高の温暖な冬が訪れています。
EUのCopernicus Climate Change Service(コペルニクス気候変動サービス)は、2020年の1月は観測史上最も暖かい1月であり、今まで一番暖かかった2007年より平均気温が0.36度高かったと発表しました。
1981年から2010年の平均1月気温と比べると5.6度も高く、北欧では約11度も高いということです。
ちなみにヨーロッパだけでなく、地球全体で1月の平均気温は0.054度上がっているそうです。
下のツイッターは、フィンランドのヘルシンキの1月の平均気温のグラフですが、2020年は飛びぬけて気温が高いことが見れます。
January 2020 was easily record-warm in Helsinki, Finland 🇫🇮
The previous monthly record set in 1930 was crushed by incredibly 1.6°C (2.88°F), being now 3.0°C. pic.twitter.com/l1e2MUw1IM
— Mika Rantanen (@mikarantane) February 1, 2020
このミカさんは、フィンランドの気象研究所の気象学者をしている方です。
ちなみに、フィンランドの2020年の1月の平均気温は、1980~2010年の平均1月気温から6.7~7.2度も上がっています。
地球温暖化は止めないといけませんが、ヨーロッパに住んでいるものとしては、不謹慎ですが嬉しくもあります。
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ヨーロッパ旅行がおすすめの理由
私たちは地中海に浮かぶ島国・マルタ共和国に住んでいるのですが、1月でも海水浴が出来るほど暖かい日があり、日中はTシャツ1枚で過ごせるほどの日も多々あります。
こんなに暖かいと観光もしやすいし、荷物も減るので移動も楽になりますしね。
特に旅行中はほとんど外出しているので、雪が降って凍えながら遺跡を見るよりも暖かい気温で観光したほうが楽しめるし。
ただし、ヨーロッパどこでもTシャツで過ごせるというわけではありませんので。
当然地域にもよりますが、例年より若干暖かいので観光がしやすいですと言うことです。
最後に
今はコロナウイルスの影響で旅行をする人も少ないかもしれませんが、もし時間がある人はヨーロッパ旅行なんてどうでしょう?
<参照記事・washington post>