こんにちは。
今回はタイの素敵な小さな島をご紹介しようと思います。
パヤム島(英 Koh Phayam / コパヤム)と言う島なんですが、隠れ家的な島で、日本人には全然知られてない島です。
主にヨーロッパ人の観光客が多く、のんびりした島です。
以前こちらの記事、タイのラノンで格安にビザランをする方法 をお伝えしたのですが、ビザランついでに、1週間ほどパヤム島でのんびりするのも良いかもしれません。
観光客もあまりいないので、本当にのんびりできますよ。
Contents
パヤム島の場所
ちょっと見にくいですが、バンコクからバスで10時間ほど、プーケットからバスで5-6時間ほどの町、ラノーンから船で2時間ほどのアンダマン海に浮かぶ小さな島です。
最近では、バンコク・ドンムアン空港からノックエアーという航空会社の飛行機が出ているので、これを使えば約90分でラノンに着きます。
ラノーン自体は、もともとフィッシャーマン・ビレッジだったので、今でも多くの漁師を見かけますが、ミャンマーにも近いだけあって、ほとんどの労働者はミャンマー人です。
詳しくはタイのラノンで格安にビザランをする方法 に書いているので、こちらもチェックしてみて下さい。
パヤム島への港への行き方
バスでラノンに到着した人は、このバス停(ranong provincial transport station)に着くと思うので、ここから赤色のソンテウ(小型バス)に乗って港のそばまで行きます。青色のソンテウはシティーセンターに行きます。
<↡これがソンテウ>

ソンテウのドライバーに「コパヤム」って言えば、最寄りの国道沿いで降ろしてくれるので、そこから3分ほど歩けば港に着きます。(料金15バーツ)
バス停からタクシーに乗ると100バーツ程吹っ掛けられるので、注意!
パヤム島への船の料金・時刻表

ラノーン港からスローボートとスピードボートが出ていますが、隣の島のチャン島行きもあるので、お間違えのないように。
また、閑散期はスピードボートのキャンセルが多いので、夕方遅くの便は注意を!
スローボート
朝の9時30分と昼の2時にパヤムに行き、所要時間は2-3時間で、料金は200バーツです。
スピードボート
時期にもよりますが、朝の7時から夕方の4時もしくは5時ごろまでほぼ毎時間、時間帯によっては1時間に2本出ていて、所要時間は約45分、料金は350バーツです。
また、雨期は欠航していることがほとんどです。
注)港に行く途中に2つほどのスピードボートのチケット売り場がありますが、港に行けばそこですぐに買えるので、途中で買わなくても大丈夫です。また、本来の港の真横にもう一つ港がありますが、手前にある港は手数料欲しさにお客さんを紛らわせてるだけなので無視して、2つ目の港に直行しましょう。(ただ、どこでチケットを買っても値段は同じです)
パヤム島

あるガイドブックに、「島に着くとカシューナッツの匂いが漂っている」なんて書いてるくらいカシューナッツの生産地で、カシューナッツとゴム園と漁業で成り立っていた島です。注)実際にはカシューナッツの匂いなんて漂ってません!
今は、観光客相手の商売がメインになってきて、ゴムの木やカシューナッツの木は少しずつ減少してきているみたいです。
今回私はアオヤイビーチに泊まったので、港でバイクタクシーに声をかけ、アオヤイまで行きました。(70バーツ)
また、貸しモーターバイク屋が港にいくつもあるのですが、どこも一日150バーツからだったので、短期の滞在だったらここで借りてもよさそうです。
道はほぼ一本道な感じですが、メインストリート(?)は3つあります。
基本的にパヤム島で出来る事は、のんびり過ごす。ビーチで本を読む。夜はパーティーに行くか、波の音を聞きながら語り合う、って感じですね。
他の旅行者とすぐに仲良くなれる島なので、長くいればいるほど居心地がいいですね。
アオヤイビーチ

- バーやレストランが多い
- サンセットがきれいに見える
- パーティー好きにはおすすめ
- 一人旅の人におすすめ
お勧めホテル(ビーチフロント・静か・安い(300バーツ~)
- キングパラダイス
- ロングビーチ(Long Beach)
- レイジーハット(Lazy Hut)
アオヤイ・ビーチは一番有名なビーチで、この近辺だとホテル、レストラン、バーと色々あるので、モーターバイクを借りなくても移動には困らないです。
結構大きなビーチだったので、ハイシーズンでも人はまばらでプーケットみたいに混雑はしてなかったので、すごく良かったです。
私が泊まったホテルはキングパラダイス(King Paradise)というビーチにあるホテルで、高そうに見えたのですが、ビーチからちょっと離れたところにあるバンガローは300バーツ(約900円)とかなりお得でした。
ビーチフロントのバンガローは、1500バーツでしたが、大きくてきれいで、住み心地抜群な感じでしたね。
他のところもチェックしたのですが、小汚いバンガローでも600-800バーツ(約1800円~2400円)とタイにしては高めでした。
また、結構たくさんのバーがこの近辺にあり、毎日とまでは言いませんが、頻繁にパーティーをやっていたので、楽しみたい方はアオヤイビーチに泊まるといいと思いますよ。
またサンセットの時間になると、「この島にこんなに人がいたの?」ってくらいたくさんの人がビーチに座ってサンセットを楽しんでいます。
バッファローベイ

- 家族連れにピッタリ
- カヤックでマングローブを散策できる
- 周りはホテルばかりなので、食事に困らないが高い
- 想像を超すくらい静かに過ごせる
お勧めホテル
- ジュンホライゾン
バッファローベイは、結構静かな感じで、家族連れやカップルが多かったです。
満潮の時はマングローブの中をカヤックで行き来できたのですが、干潮時は500mほど歩かないと海に到達しません。
ジュン・ホライゾン(Jun Horizon)というホテルは安く(一泊300バーツ)、リラックスできるバンガローでした。隣のバンガローともある程度距離が開いていたので、全然物音も聞こえませんでした。
モンキーベイ

- カップル・家族におすすめ
- パヤムで一番きれいなビーチ
- バイクが無いとどこにも行けない!
プライベートビーチ感たっぷりで、サンゴ礁やニモも見れました。海はここが一番きれいだったのですが、かなり小さいので、周りにたくさん人がいるように感じました。(実際は20人ほどしかいませんでしたが)
ビーチの真ん前に、唯一のリゾートが建っているので、お腹が減れば食事やドリンクも問題なく買えます。
バンガローの値段を聞いたら1000バーツくらいからだったので泊りませんでしたが、このクオリティーのバンガローに1000バーツ(3500円くらい)は高すぎますね。
レントハウス
他にも色々小道があり、多くのバンガローやレントハウスがありました。
貸し家は、基本的に1ヵ月以上の長期に泊まる人が借りるようですが、2-3週間でも交渉次第では借りる事が出来そうです。キッチンがあるところとないところがあったので、自分で料理したい方は確認しましょう。(月7000バーツくらいから)
レストラン

食事は全体的に高めです。
バンコクと比べると、2-3倍の料金、ラノーンに比べると倍の料金って感じです。
カオッパッガイ(チキンフライドライス)は平均すると60-80バーツ(約180円~240円)ほどで、ほとんどお米ばかりで具はあまり入って無かったです。ホテルで食べると大体100バーツ(約300円)ほどでした。
今はやりのベジタリアン・レストランも数軒あったのですが、ぼったくりかって思うくらい高かったので、メニューを見ただけで店を出ました・・・。
Wi-Fi

多くのホテルやレストランで、無料のWiFiがあったのでそこまで困りませんでしたね。電波も比較的安定していて、早くはないですが、遅くもなかったです。
パヤム島大麻摘発事件
<写真はThe Nation Thailandより>
2018年3月に50人ほどの警察、軍隊、ツーリストポリスがパヤム島にドラッグの摘発に行きました。
27人の観光客と4人のタイ人が捕まった事件は、世界的にも報道され、パヤム島は大麻の島というイメージが出来上がりましたね。
逮捕者は数日で保釈されたようですが、2週間後にもう一度血液検査をしてクリーンであれば、解放されたようですね。保釈金の5000バーツも、2度目の検査で陰性であれば返還されたって言ってました。
実際にパヤムで過ごした感想ですが、けっこうみなさん吸ってますね。バーに行くともっと顕著で、その辺で吸っている人がいるので臭いをかぐことが多いかと思います。
ただ、麻薬組織だとかそんな物騒な話じゃなく、ヒッピーな感じで、Love & Peaceみたいな人が吸っているので、物騒な感じではなったです。
実際にヨーロピアンにどこで買ったの?って聞いたら、「レゲエが流れているバーに行けば買えるよ」との事です。
捕まったらシャレにならないので、やらないように!
こちら「カナダで大麻が合法!英語での誘われ方・断り方」に大麻の別名や関連する会話を英語でまとめているので、是非読んでみて下さい!
まとめ
離島なのでやっぱり高めですが、タオ島やサムイ島に比べると若干安い気がしましたが、どう頑張っても一日700-1000バーツほどの出費でしたね。(これを高いととるか、安いととるかは人次第ですが・・・)
また、ホテルによっては24時間電気がないところもありましたので、チェックインの際は是非電気の事も聞きましょう。
タイののんびりした観光地探しなら、こちらバンクルット、チャアムもどうぞ。