オランダ

オランダの治安情報・犯罪事例や気を付けることを紹介

オランダに旅行や移住で滞在するときに、一番気になるのは物価と治安かと思います。

物価は、「オランダの物価を紹介!1ヶ月の生活費はいくらになる?」で紹介しましたが、日本よりも安く生活できます。

では治安は?

基本的にオランダの治安はいいですが、特殊な国なので警戒しないといけない場所もありますよね。

それではオランダに滞在する時に、気を付けることを紹介します。

オランダの治安

世界の治安状況をランキングで紹介するグローバル・ピース・インデックス(世界平和指数)によると、統計にある163ヵ国中17位とかなり治安はいいです。

日本は第9位なのでかなりいいですが、オランダの17位も良い方ですね。

豊かな国なので犯罪が少ないのかな?と思います。

オランダの中央統計局によると、オランダの犯罪件数が過去40年で最低水準になったとのことで、年々犯罪は減少しているようです。

オランダは大麻などの薬物が合法のものがある(ハードドラッグは違法です)ので、物騒だったりや治安が悪いイメージを持っている人もいると思いますが、多くのオランダ人の若者は、「クスリはクールじゃない」や、「合法だからかっこつけてやる必要がない」と言って、あまり見向きしない人が多いですね。

人間って、「やっちゃだめ」と言われたらやりたくなる性ですが、「別にやってもいいよ」と言われると、見向きしないんですよね。

私の知り合いもこういった関係の事をする人は、ほぼ0です。

ただし、売春が合法だったりもするので、怪しい地域には近づかないのが一番ですね。

それでは、オランダで多い犯罪事例を紹介しますね。

置き引きやひったくり

オランダの治安・置き引き、ひったくり

オランダに滞在中の日本人が置き引きやひったくりに合い、パスポートを紛失する事案が年間100件以上起こっています。

街を出歩く時は、パスポート原本じゃなく、コピーを持ち歩きましょう。

年間100件以上と言うのはパスポート紛失の件数で、パスポートは紛失しなかったけど他のものを盗まれたというものであれば、かなり多くなります。

外務省HPによると、犯人は、日本人が多額の現金や貴重品をカバンに入れて持ち歩いていることを知っているため、ターゲットにされている可能性があるという事です。

事例として、以下のものがあります。

  • 一人が話しかけて注意をそらした時に、もう一人がカバンを盗んだり、財布を盗む
  • 列車の中で置いているカバンを盗まれる
  • プラットフォームや駅構内で,コートや上着にケチャップやアイスクリームが付いていると親切そうに話しかけられ,確認している隙に荷物を盗まれる
  • レストランでカバンから目を離したすきに盗まれる
  • 観光地で写真を撮っているすきに荷物を盗まれる

対処法としては、カバンは常に視界に入るようにする、道路側にバックを持ち歩かない、などになりますね。

基本的に財布や貴重品は、シークレットポーチに入れて服の下に付けるか、ポケットにそのまま現金を入れるのがいいですね。

他にも、小さめの旅行用財布と、いつもの財布2か所に現金やカードを分散させておくことですね。

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偽警官

オランダの治安・偽警官

東欧で多い偽警官は、オランダにもいるんですね。

私服警官を装って「麻薬の取り締まり」と称して、パスポートや財布の提示を求め、スキをついて金品を盗むという手口です。

対処法はというか、まず警察に話しかけられることは無いと思うので、私服の人が警察を装って来たらまず無視して歩くことですね。

それか、IDを提示してもらい写真を撮り、警察に電話するふりをするか。

やましい物を持っていなければ、堂々と対応しましょう。

睡眠薬強盗

オランダの治安・睡眠薬強盗

親切を装った人が近づいてきて、話している時にドリンクなどをすすめられ、飲んだら意識を失い荷物を盗まれる、という事も起こっています。

こう言うたぐいの犯罪は、どこの国に行ってもありますね。

よく聞く話だと、大体相手は外国人で、地元の人ではないですよね。

海外にいる時に外国人同士または旅行者同士だと、同じ境遇なので気を許しやすいし、話しやすいので仲良くなりやすいですよね。

全員がそうだとは言いませんが、中には金銭を盗む目的で近づく人もいるので、注意が必要ですね。

蓋が開いている飲み物は他人からもらわない、が基本ですね。

アムステルダムの治安

オランダ・アムステルダムの治安

アムステルダムでは空港でも置き引きなどが発生しているので、「海外旅行に来た~!」と浮かれずに注意をしましょう。

アムステルダムの主な犯罪地域は、以下になります。

  • 中央駅とその周辺
  • ダム広場周辺
  • アムステルダム・スキポール空港
  • フォンデルパークなどの観光スポット

中央駅周辺のDamrak通りや飾り窓地域は観光スポットですが、売人や浮浪者が多く、治安は良くないので注意が必要です。

また、飾り窓がある場所での撮影はトラブルになることもあるので気を付けて下さいね。

他にもショッピングモール内での、スリや置き引きも報告されているので、人が集まる場所は警戒が必要ですね。

ただし、基本的には治安がいい街なので、あまり警戒しすぎずに旅行を楽しめます。

カフェには注意!?

アムステルダム観光で気を付ける事

観光で疲れたら、おしゃれなカフェやレストランで休憩がてら飲み物を頼んでゆっくりしたいですよね?

でも入店する前に、底のお店がCafeかCoffee shopかを確認しましょうね。

Cafeは通常のカフェですが、Coffee shopは大麻なんかを扱うお店なので、間違って入ってしまうと大変!

まぁ、Coffee shopにも飲み物はあるので注文できますが、臭いし気分が悪くなると思います。

自転車に注意!

アムステルダム・治安

ご存じの人も多いと思いますが、オランダやベルギーでは自転車を使う人が多く、うっかりしていると事故に遭うかもしれません。

車は歩行者に気を付けて運転しますが、自転車は、「ここは自転車レーンだ!どけっ!」って感じで運転するので、気を付けないと自転車の邪魔になったりします。

歩行者道路を歩けば問題ないですが、道を渡る時は、特に左右を確認してから渡りましょう。

緊急の連絡先

オランダで万が一、事故や犯罪に巻き込まれた時は、すぐに警察と大使館に電話しましょう。

下記番号をメモしておけば、何かあったときにすぐに連絡が取れます。

  • 警察・112
  • 救急車・112
  • 在オランダ大使館・070-346-9544

基本的にオランダ人は英語が上手いので、英語が話せたら意思疎通は簡単です。

英語が話せない場合は、グーグル翻訳など使えるようにポケットWi-Fiを契約して行くのが、安全ですね。

万が一の時だけでなく、グーグルマップも使えるし、調べものがすぐにできます。

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万が一窃盗や置き引きの被害に遭ったり、怪我をしたなんてなると旅行が台無しになるし、盗まれたものも返ってこないし・・・

万が一を考えて海外旅行保険に入るのがおすすめです。

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こちらのBooking.comの海外旅行保険で詳しく解説しているので見て欲しいのですが、持ち物が壊れたり盗まれた場合は、20万円までの補償。

病院に行った時も1事故当たり100万円までの補償がついたり、何と言っても、キャッシュレス診療に対応しています。

通常の保険はお金を立て替えて後で請求するのですが、このBooking.comカードは、カード会社が直接支払ってくれるので、手出しが一切なく治療が受けられます。

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最後に

さんざん犯罪事例を紹介しましたが、オランダの治安は良いのであまり警戒しすぎずに楽しんでください。