多くの人はマルタ島に滞在すると思いますが、ゴゾ島も魅力的なところだって知っていました?
マルサ―フォン(Marsalforn)やサンローレンツ(San Lawrenz)、シュレンディ(Xlendi)、サン・ブラス・ビーチ(San Blas Beach)など多くの見どころがあります。
その中でも一番重要な都市ビクトリアを紹介します。
ビクトリアはゴゾ島のほぼ中心に位置し、バスでどこに移動するにしてもまずはビクトリアに行き、そこからバスを乗り換えるので必ず訪れる街になります。
今日は、そんなビクトリアの魅力を紹介します。
ビクトリア
<ゴゾ大聖堂近くの広場>
ゴゾ島で最大の都市であるビクトリアは、ゴゾ島のほぼ中心にあり丘の上に位置しています。
なので街中は、坂道が多いです。急な坂は多くないのでそこまで疲れませんが、私たちの様にベビーカーを使っての移動はちょっと堪えますね。
面積は2.9㎞2と街自体はかなり小さく、人口も7000人前後です。
主な見どころは、チタデル(Citadel)という大要塞に集約しています。
ゴゾ大聖堂、第二次世界大戦時のシェルター、チッタデッラ・ビジターセンター(Cittadella Visitors Centre)や穀物貯蔵庫(Grain Silos)などがあります。
他にもスーパーマーケットや、小さなショッピングモール、映画館などがあるので生活にも困りません。
ビクトリア、もしくはゴゾ島に住んでいる人は、年配の方もしくは高校生以下の学生、子供がいるカップルくらいで、20代~30代の若者はあまり見かけません。
当然ですが、もっと刺激のあるヴァレッタなどのマルタ島の都市に住む人が多いようです。
とは言っても、朝か夕方にフェリーに乗ったらわかるのですが、100人近くの大学生がゴゾからマルタの大学に通っているので、若者が全然いないというわけでもありません。
チタデル
<チタデルからの風景>
上の写真はチタデルからの景色なのですが、曇っていたのでこんな感じになってしまいましたが、晴れてたらかなり遠くまで見渡せます。
行き方は簡単で、ビクトリアのバス停から徒歩で10分ちょっとで着きます。
上のグーグルマップで公園(緑の四角)が2つ見えると思いますが、小さな方がバス停の場所です。
要塞の上に行くには坂があるので、ちょっときついかもしれません。
中に入ると、旧城下町な感じで雰囲気ばっちりです。
中に進むとレストランも数軒あり、夏は観光客が押し寄せているって言っていました。
<だまし絵が有名なゴゾ大聖堂は有料ですが、見ごたえ抜群です>
大要塞には、博物館や美術館が多くあるので2時間ほどあればすべて回れます。
聖ジョージ教会(St George’s basilica)
この教会は、外観からは想像もつかないような内装をしています。それなのに入場料は無料です。(2020年1月現在正面部分は工事中です。)
お祈りをしている人もいたし、教会なので写真を撮ってはいけないと思っていたのですが、どうなんでしょう?
聖ジョージ教会の前は小さな広場(St George’s Square)になっていて、カフェやレストランがあるのでここで食事やひと休憩もできます。
食事
歩き疲れたり、おなかが減ったらチタデルのレストランで食べてもいいですが、上で紹介した聖ジョージ教会の前か、チタデルに行くときに通るちょっとした広場が有名です。
<聖ジョージ広場>
もしくは私の妻絶賛のヴィーガンレストランもおすすめですよ。(料金は高めです)
また、観光中に万が一トイレに行きたくなったら、お客じゃなくてもカフェやレストランで嫌な顔一つされずにトイレを使わせてくれるので、ご心配なく。
街中にも無料トイレがちょこちょこあるので、そちらも使えます。
最後に
ビクトリアはゴゾ島観光するには必ず通る街なので、ゴゾに来た時は是非観光してみて下さい。
また、ビクトリアから他の街へのバスは1時間に1本なんて言うのも珍しくないので、バスの待ち時間があればチタデラは難しいですが、聖ジョージ教会だったら往復15分弱で行き来できるので、ぜひ行ってみて下さい。
時間があって1泊する方は、このホテルがおすすめなのでチェックしてみて下さい。チタデラすぐそばのホテルで、屋上にプールが付いています。
また、ビクトリアからゴゾ最大のビーチリゾート・マルサ―フォンにすぐに行けるので、ぜひ足を延ばしていてください。