ゴゾ島は、コンパクトなので移動がしやすいですよね。バスの本数が少ないという欠点はありますが・・・
さてそんなゴゾ島で、サンセットで有名なシュレンディ(Xlendi)を紹介します。
地元の人もわざわざここに来てサンセットを見ているくらい、きれいな夕日が見れますよ。
シュレンディ
シュレンディはもともとビザンツ帝国(東ローマ帝国)だった村で、シュレンディという村名は、シュレンディの海岸線に難破したガレー船の名前Shilandiから来ています。
注)ガレー船とは、中世に奴隷や囚人にオールを漕がせていた船です。
ゴゾ島の南西に位置するかなり小さな村になります。
村の運営は近隣の街Munxar(ムンシ―)が一緒やっているのですが、2010年より少しだけ独立した感じになり、シュレンディ評議会があります。
おそらくですが、この近隣で一番お金を稼ぐ村なので独立していたいのかな?と思います。
ビクトリアからシュレンディへの行き方
<ビクトリアのバス停>
シュレンディにはビクトリアから306・330のバスに乗って約15分で行けます。
「マルタ・ゴゾ島の観光地を網羅!在住者おすすめの日帰り観光スポット 」でビクトリアから各観光地への行き方を紹介しているので、こちらも併せてどうぞ。
シュレンディの見どころ
<シュレンディのメインストリート>
メインストリートはこれだけで、村の端から端まで歩いて2分ほど。村を1周しても10分たらずで終わります。
海沿いにはいくつかのレストランがあり、観光客で大賑わいです。

シュレンディタワー
シュレンディビーチの左側には海沿いを歩ける遊歩道があり、ここを進すみ渓谷を渡ると水平線が広がるシュレンディタワーに行けます。
<渓谷と言ってもかなり小さいです>
<シュレンディタワーにはサンセットの写真を撮りに来る人が多いです>
Salt Pans
意外に知られてないのですが、この崖を下に降りるとSalt Pans(ソルトパン)と呼ばれる天然の塩を作っていた場所があります。


今でもマルサルフォンのSalt Pansは使われているそうですが、シュレンディのものは使われていないし、サインもないので知らない人が多いです。
<マルタでよく見るもので、岩をくり抜いた階段や部屋があります>
マルタではこう言った秘密基地っぽいものを見るので、子供心をくすぐられますね。
Caroline cave
次はシュレンディビーチ右側に行くとちょっとした洞窟?があります。

この階段を上って、上から見たシュレンディはこんな感じです。

この階段を真っすぐ進み、岩場の向こう側に行くと小さな洞窟(?)がありますが、本当に小さいです。でもここに来た人は必ず見に行ってますね。

一番のおすすめスポットは、ビーチで見るサンセットです。

最後に
シュレンディは本当に小さな町でやることがそこまでないのですが、サンセットを見に行く価値はあります。
ビクトリアからバスで10分ちょっとなので、ゴゾ島に来た際にはぜひシュレンディにも行ってみましょう。
シュレンディに宿泊するなら、観光客に大人気のSt. Patrick’s Hotelが良いですよ。ビーチの真ん前で最高の夕日が見れるホテルです。
ちなみにマルタ・ゴゾの観光はバスでする人が多いと思います。その場合はTallinja Cardというカード買えばいちいちお金を払わずにバスなどが使えます。
こちら「マルタ旅行に欠かせないバス乗り放題カードTallinja Cardの詳細を紹介」も一緒にどうぞ。