私たちはスペイン移住の為にスペインに滞在しているのですが、ちょうどコロナウイルスの猛威が強まってきている時期で、移動しようにも移動出来ずにいます。
道を歩けばパトカーに留められることも多々あり、戦時中のような管理下に置かれている感じです。
バルセロナから南下して今はバレンシアにいるのですが、借りた家がここから200㎞ほど南になるので、移動するかどうか迷っている所なんです。
スペインの非常事態宣言による規制
バレンシア北駅に着いて驚いたことは、いつもは混雑しているこの駅も閑散としており、10人くらいの旅行客がいたくらいでした。
駅の周りもゴーストタウンの様に閑散としており、当然すべてのレストランやカフェは閉店。
背筋がぞくっとするくらい不気味な雰囲気です。
すぐにタクシーに乗り込みホテルまで行き、まずは食料品を買いにスーパーまで歩いているとパトカーに呼び止められました。
内容はというと、
- 子供は外に出ることはできない
- 買い物などの必要最低限の事は1人でやる事
- それ以外は絶対に家から出るな
と、かなり怒られました。
そう言われたので家に引き返していると、もう1台のパトカーが来て、同じことを言われました。
「今警察にそう言われたから、ホテルに帰るところです」と伝え歩いていると、もう1台のパトカーが来て、「何やってんだー」みたいに怒鳴られました。
スペインの状況としては、「生活必需品販売店、銀行、薬局、たばこ屋」以外は、全部閉まっています。
スーパーの状況
お店の入り口には、「私たち全員の安全の為、大勢の人を入店させないようにしています。ゆっくり入りましょう(意訳です)」と書いてあり、一人退店したら店員が合図して一人が入店するというものでした。
中に入ってみると、意外や意外。野菜に果物、トイレットペーパーなど多くのものがあり、品薄になっている感じは一切ありませんでした。
なので、特に買いだめもせずに2日分ほどの食料を買って帰ってきました。
おそらく買いだめの時期は、非常事態宣言が発令される前だったので商品が溢れているんだと思います。
追記)別の日にスーパーに行くと、生野菜・インスタントヌードル・消毒などの多くのものが無くなっていました。
バレンシアの状況
私たちはバレンシア中央市場や、サンタマリア大聖堂があるところに泊まっているのですが、この街を知っている人からすると驚くくらい、今は全然違う街になっています。
雨が降っているのも関係あるかもしれませんが、本当に人が全然いないんです。
いるのは、警察、バス、タクシーがちらほらいるくらいです。
これは私が薬局に行った時のもですが、右側の人は並んでるのか並んでないか分からなかったのですが、5mほど間隔をあけて並んでいる人でした。
写真じゃ見にくいですが、実はもう一人並んでいたんですね。右の矢印のところに、建物の軒先にて入店を待っている人がいるんです。
このように、かなり間隔をあけて他人との接触を避けています。
近くにあるレドナ広場も、この状況です。
普段の状況は、こちらのグーグルマップから見れます。
最後に
電車の運行は半分になりましたが、移動しようと思えばできるし、出来ないことは無いのですが、迷うところですね。
状況が改善するまでに時間がかかると思いますが、感染者数など細かくにチェックして状況次第で移動しようかなと思います。
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