こんにちは。
先日の記事「ドイツでガーデンハウスを買う」でも紹介したように、今ドイツで家を探しています。
色々調べてみると、ちょっと怪しげなロシア系の不動産サイトは、格安に家やアパートメントを売っているのですが、何故だか部屋の写真が一枚もなく、外観の写真もスマホでグーグルマップを写したようなものばかりで、結構楽しんでいます。
ドイツ系のサイトは、使いにくいし、高いし、探している時点で不動産会社にメールしないといけない様な、作りになっているところが多く、面倒臭いんですね。
そこで最近は場所をイタリアに絞って、探してるんですが、安いですねイタリアは。
当然修復が必要な個所があるので、日曜大工ができる方はイタリアに家を買うのをオススメしますよ。
イタリアは1ユーロで家が買える?
私はイタリアに長期で滞在もしていたし、そこそこイタリア語を喋れるので、馴染みがあるというか、好印象を持っている国です。
イタリアは、家が安いですね。南部、特にシチリアはかなり安い物件がゴロゴロしていますが、結構リフォームしないといけない様なものも多く、悩み中です。
そういえば、2018年の2月ごろに、イタリアのサルデーニャ島(sardigna)のオッロライ(Ollolai)の市長が、家を1ユーロで販売するって言って、問い合わせが殺到していましたね。
記事を要約すると、人口減に苦しんでいるので、コミュニティーを若返らせるために、移住してくれる人を募集しているという事です。
あと、3年以内に家の改修をしなければならなくて、約25,000ユーロ(300万円弱)くらいかかりそうだ、って書いていますね。
実際には移住者希望とは言っていませんが、人口減、町の若返り、などみると、ホリデー用だとダメで、移住しないと買えなさそうですが、申込者が殺到している様です。
シチリア島移住者必見!1ユーロの家が143軒!
2019年には、シチリア島のムッソメーリという町が1ユーロで家の販売をすると言ってニュースにもなっていたので、イタリア国内で1ユーロの家は流行っているみたいですね。
ムッソメーリはシチリア州の州都であるパレルモから南東に約100km行った所にあります。以前シチリア島に行ったのですが、本当にきれいでのんびりしていて、良い所でしたよ。
シチリア人は色々な人種がミックスしている人が多いので、典型的なイタリア人の見た目とはちょっと違う人が多いんですね。まぁアフリカ大陸は目と鼻の先なので、過去に交流があっても不思議ではありませんね。
https://www.case1euro.it(イタリアのムッソメーリ市運営のオフィシャルサイト)
2019年8月現在で、1ユーロで販売されている家は143軒ありますので、本気で購入をお考えの人は、上記のサイトからコンタクトを取ってみて下さい。
条件は1つだけあり、購入から3年以内に改修工事をするということです。
他にも激安の家を発見
こちらは1ユーロではないですが、購入にあたって特に条件もなく買える通常販売の家です。
ちなみに、私がイタリア南部の物件で発見した最安値は、3000ユーロ(40万円弱)くらいからでした。
基本的に安い家は、改修が必要みたいですが、私と妻はバリバリのプロフェッショナル日曜大工なので、問題なし!
その他の特徴として、以前の居住者が使っていたものほとんど残っていて、片付けてない感じの写真がでてきます。
私は家の改装や修理も今まで色々してきたので、分かりますが、こんなところでも、片付けたら綺麗にみえるんです。
壁は色を塗り替えるか、壁紙かえて、トイレのタイルも変えて、等などちょっと手を加えるだけで、自分好みの家になります。
買う前のチェックは、電気水道ガスが使えるかどうかですね。
イタリア移住について
イタリアへの移住は、当然何かしらのビザが必要になりますよね。しかも過疎化が進んでいる小さな町に1ユーロの家を買ってとなると、もっとハードルが上がります。
一般的な方法としては、下記があります。
- イタリアで就職する(就労ビザ)
- イタリア人(もしくはEU圏の人)と結婚する(配偶者ビザ)
- 語学学校に行く(学生ビザ)
- リタイアメントビザを取得する(リタイアメントビザ)
- 投資をしてビザを取得(投資ビザ)
就労ビザや学生ビザは、過疎化が進んでいる街に住むので就職先や学校は近郊の都市になり、出勤が大変そうだし、1ユーロの家の為にそこまで・・・って気もします。
配偶者ビザは狙って取るものでもないと思いますが、EU圏の人と恋が芽生えたら一番簡単ですね。日本人は男女ともにもてるので、結構やりやすいかもですね。
現実的にはリタイアメントビザか、投資ビザが一番と思います。
イタリア移住に必要なビザ12種類の申請書類と申請方法で色々なビザの取得方法などを紹介しているので、読んでみて下さい。
また、「投資ビザでヨーロッパに移住する方法」に詳しく書いていますのが、1000万円でビザが取得でき、移住できるヨーロッパの国なんかも紹介しています。
まとめ
イタリアは探せば掘り出し物が出てくるので、今後もチェックし続けますね。
昔、シチリアを半周旅したのですが、安いし、自然がいっぱいだし、いいところですよね。ただ、ビザの事だけがネックですね。
ちなみにベネチア在住のイタリア人の友達が、サルデーニャ島の1ユーロ物件を見に行ってたので、話を聞きました。
要約すると、「子連れであんな辺境の地に住んだら大変だよ。周りに何もないし、インフラも弱いし、学校のレベルも高くない。万が一子供に何かあったら病院どうするの?3時間かけてドライブして病院に行くの?」って言っていました。
仙人のように生きるなら、行けば?って感じでしたね・・・。
ただ、シチリアの1ユーロの家は街中だし、大都市であるパレルモまで100kmほどなので、そんなに悪くないので考えものです。
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