こんにちは。
先日タイに長期滞在をする方法を紹介したのですが、今回は、ビザなしで長期滞在する方法に焦点を当てて、紹介します。観光ビザを取得しながらの長期滞在方法は、「2019年・タイで簡単格安にビザランをする方法」を参考にどうぞ。
ビザなしで長期滞在する利点は、マレーシアやラオスの大使館に行かずに済むので、他国に滞在するのが面倒な人や、時間がない人にはうってつけです。
タイの近隣国の大使館でシングルエントリービザを申請すると、移動も含めてだいたい5日ほどかかるので、ちょっと面倒臭いですもんね。
私はノービザで入国し、ビザランを繰り返して長期滞在を毎年しているので、最新情報だと思います。
ペナンでビザ取得を検討している方は、こちら「タイからマレーシアのペナンに行き、シングルエントリービザを取得する方法」を参考にどうぞ。
ビザ免除

日本国籍で、タイ入国後30日以内の観光目的の滞在であれば、ビザなしで入国できます。(タイ国政府観光庁HPより)
このビザなしとは、観光ビザ免除という意味で、一般的に言われる「アライバルビザ」とは違ったものになります。(観光ビザ免除については、こちらのタイ王国大使館のHPに詳しく書いています)
<私は以前アライバルビザとノービザを混同していたのですが、読者の方からご指摘いただき、いろいろ教えてもらいました。ご指摘された方、ありがとうございます。>
よくパスポートランキングで日本が1位になったとか聞きますが、あれはビザの取得が必要なく入国できる国の数で、一番だったと言うことですね。
ちなみに2019年現在は、190カ国にビザなしで行けます。(参照・ヘンリー&パートナーズ)
タイのビザ事情
さて、タイはと言うと、もちろん私たち日本人はビザなしで入国でき、30日まで滞在できます。
以前はビザランの回数制限がなかったので、タイ→マレーシア→タイ→マレーシアなんて言うのを何回もできていましたが、2016年ごろから結構規制が厳しくなって、ビザなしでの入国回数が年間2回までという制限が出来ました。
まぁ、ぶっちゃけて言うと、イミグレーションの担当官次第ってところもあるのですが・・・
というのも、私は2017年・2018年も、4回ビザランに行きました。
年前半に2回、それからヨーロッパに5ヶ月ほどいて、2017年後半に2回です。フライトで入国すれば問題なさそうです。
また、ビザランが2回までと言われていますが、例えばマレーシアのペナンでビザを取って、タイに再入国すれば特に問題がないのです。
おそらくノービザで、連続してのビザランが2回までってことだと思いますけど・・・
ビザなしで長期滞在する方法

コチラを説明します。
まずは入国した時に、30日滞在できます。
で、これは知らない人が多いのですが、このノービザで入国した場合も滞在期間を延長できて、+30日なんですね。(ビザの延長は、イミグレーションでできます。証明写真2枚、1900バーツ必要)
以前は、ノービザで入国した時の延長は+7日だったのですが、2年ほど前から+30日になってました。
ここまでで、60日の滞在ですね。
次に1回目のビザランに行って+30日。(問題なくビザランに行けます。)
それをもう一度延長(2回目のビザ延長)して、+30日。
これで、120日の滞在です。
次に2回目のビザランに行きます。+30日
ここまでで、150日の滞在です。
で、上記にも書いたように、3回目のビザ延長は、出来るか分かりません。というのは、私がやったことないからです。
これは担当官によると思いますが、理論上はできるはずです。
3回目のビザ延長が出来たら、180日の滞在。出来なくても150日の滞在が出来ます。
ちなみに私のビザランはこんな感じでもやっていました。
例)タイーマレーシア間
タイのカスタムで出国スタンプをもらい、マレーシア側までバイクタクシーで移動し、マレーシアの入国スタンプをもらいます。
そのままマレーシアの出国カウンターに行き、出国スタンプをもらい、タイにバイクタクシーで戻り、タイのカスタムで入国スタンプをもらいます。
なので、マレーシア滞在時間は5分くらいですね。
もっと長期滞在したい人へ裏技
150−180日ビザなしで滞在した後に、もっとタイにいたいと言う人は、もう一度ビザランに行き(3回目のビザラン)、観光ビザのシングルエントリーを取得しましょう。
「タイからマレーシアのペナンに行き、シングルエントリービザを取得する方法」
このビザは、60日の滞在ができ、30日の延長が出来ます。(2−3回ビザを延長した後に、延長できるか分かりませんが・・・)
通常ビザがあれば、入国拒否されることはないです。(ビザを取得する時に、拒否される可能性はありますが・・・)
大使館でビザを拒否されたら、最終手段である、飛行機を使ってタイに再入国します。
フライトでの入国に制限がないので、お金はかかりますが、隣国に陸路で行って、飛行機でタイに戻ると言う方法です。
3回目のビザランに行く時に、「次は入国できない」ってイミグレーションに言われることがありますが、1、大使館でビザを取得、2、飛行機で再入国であれば、断られることはないと思います。(ビザを取る時に拒否される可能性の方が高いですが・・・)
まぁ、イミグレで止められないように、こちら入国審査で止められるのはこんな人だ!も読んでみて下さい。
ノービザを延長して300日滞在する方法
ノービザで一番長期滞在できるのは、3回目のビザランが翌年になっていることです。
というのも、ビザランの規制はカレンダーの1年以内の話なので、翌年になれば、ビザランに行った回数は0にリセットされるからです。(イミグレーションで確認済み。)
図で説明します。
このように行ければ、1月からビザラン X2 ビザ延長 X2で120日の延長で、トータル300日の滞在ができます。
この様に長期滞在をするなら、他にも色々な方法があるので、「タイに移住する8つの方法徹底ガイド」も是非読んでみて下さい。
ビザを延長できるオフィス
持っていくものは以下で、記入書類はオフィスにあります。
- パスポートとコピー1枚
- 写真2枚(1枚でいいところもありますが念のため)
- 申請領1900バーツ
バンコク イミグレーション
プーケット イミグレーション
チェンマイ イミグレーション
ラノーン イミグレーション
パタヤ イミグレーション
最後に
ここまで書いてあれなんですが、こんなに長期滞在したい人は、観光ビザを取った方が簡単ですけどね・・・
あと、このビザラン は体験談ですが、ご自身の責任で行なって下さいね。
ちなみに、ビザランを繰り返しているとパスポートにスタンプが溜まって、私はイミグレや税関で怪しまれたり、別室に連れて行かれたりしました・・・。
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